アメリカ株(米国株)の税金、デメリットやマイナス点を解説

取りざたされている米国株はメリットばかりではありません。

ここでは、米国株(アメリカ株)のデメリット、マイナス点に

ついても解説していきたいと思います。

まず、下記表をご覧ください。

米国株(アメリカ株)取引でかかる税金について

米国株(アメリカ株)にかかる税金


上記のように、基本的には日本に住んでいる限りは、

日本と同じ税金がかかると思ってもらったら大丈夫です。


つまり、日本でも20%は普通に取られる。

米国株(アメリカ株)にチャレンジした結果、

株価が上がって売って得したときは何もしなくて平気。

でも、毎年、配当がでる株がほとんどなので、

基本は毎年確定申告で配当金・分配金にかかる税金を取り戻す必要がある。

ということです。


しかし、確定申告が面倒という人にはまたどこかで説明を書きたいと思いますが、

基本的には証券会社からくる資料をつけて、ピッと提出することになります。

税理士がついている人は、書類を余分につけて送るだけですね。


さて、上記のことから、

高配当株・増配株投資をメイン戦略にしている方、

及び、米国ETFで直接的に上場インデックス投信に投資している人にとっては、

関係してくる項目なので、来年の1-2月ごろは忘れずに申告が必要ということを覚えておきましょう。

繰り返しになりますが、

米国株(アメリカ株)では、米国、アメリカ本国での譲渡益はかからないものの、

配当金・分配金は、アメリカ側に天引きされているので、日本国を通して確定申告で取り戻す。

ということを理解しておきましょう。

ただし、上記の税金に当てはまらない例外は一応ありまして、

非上場株式の売却益は累進課税となりますので、税率最大55%まで取られます。


なかなか持っている人は少ないと思うので、

あくまで例外の位置づけですね。


ただし、下記は覚えておいてください。

少しでも売買でマイナスが出たら、日本株なども含めて他の利益と相殺、確定申告で還付を受けることができるし、やるべき。

ここで覚えておいて欲しいのは、米国株で損失がでたときは、

あなたの特定口座内での取引に変わりはありませんので、

日本国内での株の利益、配当、分配金と通算することができます。


特定口座内ですと配当や分配金は予め、20.315%天引きされています。

具体的にイメージすると、100万円もうかったら、お国様が、

「あなた、21万3150円はショバ代ですよ、もらっときますわ。」と天引きするんですね。


で、お人よし日本人はみーんな、

そうなんですね・・・。の姿勢で多めに天引きされているケースがあっても

仕方ない・・で、毎日を生活しています。


私思うのですが、確定申告しないような人っているじゃないですか?

そういう人たちって、多分お金を大事にしない人なんじゃないかなって。


例えば飲み会で、1杯しかビール飲んでないのに、

5杯飲んだ人と同じだけ割り勘で払いますよね。


まあ、いつも私は得する方だからいいんですけど、

飲まない人たちっていつも損してるな、すみません。

とよく思うわけなんです。

(ちょっと多めに出しとくよってことも多いですけど、

 大人数の時は面倒だからごっつぁんしてます。)


ということで、株も一緒なんですよね。

基本は均等割り。


この割り勘姿勢っておかしい!って思ったら、

やっぱり税金のこと、勉強するべきだと思うんです。

そして、どれだけ勉強に時間がかかろうとも、

手間がかかろうとも、それが1円を取り返すことだったとしても、

しっかりと還付請求をするべきだと私は思います。


この意識が、自分のお金を大事にすることだと考えています。

米国株(アメリカ株)にかかる税金は高いのか?


上記で説明してきたように、特に日本株、米国株(アメリカ株)では、

ちゃんと無駄に取られていないかを確認している限りは差はありません。


話がちょっと脱線しますけど、

税金まで含めた副業や投資をトータルで考える場合、

そもそも株にかかる税金というのは、非常にいいですね。


なぜなら、アフィリエイトとか、他の事業所得って累進課税じゃないですか?


給料もらっている人からすると普段30万円の税金が、

これまで稼いだベース額への税率が上乗せされて、

20万円さらに無駄にとられるようになってしまうケースもあり。


つまり、独立採算ではないんですよね。


それって、完全に労働所得で稼いでいるからなんですね。

そう、労働所得なんです。


そして、不動産については、

資産にかける税金のように思われるかも知れませんが、

本来労働所得の域を出ません。

なぜなら、事業所得と同様に

減価償却や経費などが認められていて、

減税効果を発揮するケースもありますが、

でも、最終的には給与所得と合算されてしまうので、

累進課税制度の下にある所得となります。


また、ここが大事なのですが、

国は不動産には固定資産税、都市計画税を毎年チャージしてきますので、

抜け目なく、それも毎年、不動産を持っているだけでお金は取られます。


この仕組み、天才やな。と思います。

だからこそ、不動産は活用しないとお国貢献にしかならないんですよね。

車などの贅沢品もそうですね。毎年、自動車税が取られます。

ガソリンという名の車というペットのお食事代にも半分税金をかけて取っていきますね。

他に、駐車場の経営者は民間ですが、ショバ代を取っていきます。


一方で、株については特定口座で国がちゃんと見れる形をとることで、

個人個人の資産にかけていく税金の位置づけです。


なので、

資産が稼ぐ税金はアッパーが20%で、

労働で稼ぐ税金はアッパーが55%となります。

いってみれば、レバレッジをかけ続けるべきは資産が資産を産む構図であり、

これこそがお金持ちたちの発想なんですよね。


‥・とと、話がながくなりましたね。


結論、日本株だろうが、米国株(アメリカ株)だろうが、

株は税金が安いのでできる限り活用していきたいところです。


ちなみに、証券会社のお勧めはここでまとめています。