資産を増やす米国株投資入門(岡元兵八郎著)という本を読みました。
こんな本です。
今回、なぜこの本を買ったかというと、
大体中身は理解できそうだった(そもそも米国株・アメリカ株に投資賛成)なので、
本屋で手にとったときにすーっと内容が入ってきたし、
巻末にオススメ銘柄が書いていたので、これは調査しとかないといけないな!と思ったからです。
「資産を増やす米国株投資入門」で説かれている要点
日本株に比べて米国株(アメリカ株)の成長が著しい
過去30年間の比較では、米国のGDPは2倍になっており、人口も増加、今後も増加。
日本は逆に、30年で22%しかGDPが伸びておらず、人口減少に入っている。
日本だけでの物差しで考えると、完全に井の中の蛙大海を知らず状態だと説いています。
*特に、ホームマーケットバイアスという言葉を紹介してくれました。
どうしても日本株を選びがちになるマインドのこと。
これに囚われていてはいけませんよね。
我々は米国株(アメリカ株)、及びインド株など、世界の市場を見ていくべきですね。
海外だからと言って嫌煙しないでいい理由
海外株はわからないと嫌煙しますか?
それなら日本株は何でもわかるのでしょうか?という問いを立ててくれています。
あなたは、技研製作者や、コムチュアなどの優良企業を知っていますか?
聞いたこともないかも知れません。
あるいは、株式市場では常連の日本電産、キーエンス、信越化学、ファナックがどんなビジネスをしているか知っていますか?
会社名は知っていても、どんな製品を、どこ向けに、何%出荷していて、何割の利益を取っているかと聞かれると、
さあ。となるのではないかと思います。
逆に言うと、マクドナルドや、Windows、アイフォンなどはよく知っているはずです。
これらの企業がどんなビジネスをしているかの方が、実は理解がしやすいのではないでしょうか。
そうなんです。米国株(アメリカ株)だからよくわからないと思うのは幻想で、
米国株(アメリカ株)のほとんどはよくわからないけど、会社名もサービスも、そこそこ知っている企業があなたにはある。
が真実なのです。
そして、かなりありがたい成績も公開してくれていまして、
親しみある米国銘柄の10社の株価と、日経平均を5年で比較すると、
一方は108%伸び、一方は9%伸びに過ぎなかったのです。
ちなみに、この親しみある米国企業とは、
アマゾン、アップル、アルファベット(グーグル)、アメリカンエキスプレス、シスコシステムズ、ナイキ、マクドナルド、スターバックス、コカ・コーラ、マイクロソフトの10社です。
長期ビジョンで米国株(アメリカ株)に投資する意味
今後、日本と米国では、2050年には人口で3.8倍の開きがでます。
2020年から2050年までの30年間で、
米国は3億⇒4億人へ1億人増加。 日本は1億2000万人から1億人に減少。
そのため、実質GDPも、米国と現状でも3.7倍の開きがありますが、30年後には4.6倍の開きに変わると言われています。
2020年⇒2050年で米国は17兆米ドルから30兆ドルへとほぼ倍増になるのに対して、
日本は5兆ドルから7兆ドルになるかどうかです。
また、人口の年齢中央値も、米国で30年後42.2歳に対して、日本は54.6歳となっています。
55歳って、仕事バリバリできる人と、もうしんどい・・って人と極端に別れる歳で、
圧倒的に後者は早期退職を日々狙ってたり、田舎暮らしの本見てたりするんですよね。
逆に、42歳くらいの米国人なら、今後のキャリア考えてますます勉強したり投資したりすると思います。
圧倒的な差になるでしょうね。
別に日本に愛想を尽かせるわけではないのですが、日本人も、うまく適材適所の投資をすればいいと思うのです。
暴落時に最初に戻るのが米国株(アメリカ株)
これまでの40年間を振り返ると、米国株(アメリカ株)はずっと右肩上がりで上昇し続けています。
「暴落を買え」という言葉あるように、米国株(アメリカ株)なら、一時期のドローダウンも、
逆にチャンスになる可能性があるんですね。
あなたも日本の失われた13年とか、よく耳にしてこられたと思いますが、
米国株(アメリカ株)の場合は、かなり長くても半分の期間、7年でも戻してきてますし、
米国のITバブルも、リーマンショックも、コロナショックも乗り越えて、過去最高値を更新し続けています。
ですから、インデックスで投資するならば、やはり米国株(アメリカ株)がいいということですね。
もっというと、日本株ももちろんいいのですが、それは個別銘柄でのみ成功できる可能性があり、
インデックスで丸っと成功するのはしんどい可能性があります。
米国株(アメリカ株)なら、個別銘柄でも、インデックスでも、どちらも成功する可能性を秘めている。
という点が大きく違うのではないかと個人的に考えています。
経営者と株主の利害が一致するのが米国株(アメリカ株)
米国(アメリカ)の場合、経営者は多くの場合、報酬が利益連動性だったり、株を大量に所有しているケースが多いです。
つまり、株価を向上させることは、自身の利益に直結するんですね。
逆に、日本の企業では、経営者がわずか1%しか持ってなくて、ほとんどがハゲタカファンドが持っていたり、
業績連動で経営幹部が儲かる仕組みにはなっていないのです。
このあたりの仕組みの洗練が、米国株(アメリカ株)の強みともいえると思います。
米国株(アメリカ株)の情報収集の仕方
個人的にこれは全く同感なのですが、情報収集は企業のHPや、IR情報を見なさいと言われています。
1次情報にふることがとても大切ですよね。
さて、ここからお待ちかねのおすすめ銘柄を紹介します。
今後のおすすめ米国株(アメリカ株)銘柄
アップル
ご存知のアイフォーンの会社。バフェットの保有銘柄の43%がアップル株というのは、
あまりにも有名ですよね。
アマゾン・ドットコム
アマゾンプライム、入っていませんか?私は年間会員に10年以上継続して入っていて、
完全に彼らの虜になってしまいました。
利用する会社の製品を買わず、株を買え。と言われますが、まさに大反省ですね。
テスラ
最近日本でも、この車に乗っている人を見かけるようになりましたね。
かなりスポーティでおしゃれな電気自動車ですね。
自動運転の先駆けということで色々ユーチューブも見てたりするのですが、
まだ私はこの勢いに乗れないでいます。自分でこの会社の車に乗ったら、
良さがわかるのかもしれないですが。一度試乗しにいこうかな。
ロウズ
米国を代表するホームセンター事業を展開しています。
結構、色んな雑誌に出てはくるのですが、イマイチピンときません。
昔、日本株をやっていたころに、ドラッグストアが熱いと思って、
キリン堂とか、当時は知らなかった銘柄に投資したこともありましたが、
確か損した記憶しかありません。やはり、自分の身近に店舗を出してくれないと、
ちょっと変えないなと思ってしまいます。
ヴァージン・ギャラクティック・ホールディングス
商業用宇宙旅行会社。これは私には遠すぎてパスです。
プールコーポレーション
米国でプールのメンテナンス製品専門のニッチ企業。めちゃくちゃ伸びてるらしいです。
私は個人的にプールで泳ぐの好きなんですが、プールの維持管理って、毎日すごい手間ですよね。
このメンテナンス業界でNO1、しかも、人口増加は米国南部で激しいため、温暖な地域であり、
住宅を作る人たちの大体15%がプールを持っているというので、自然に市場も拡大する。
なかなかテーマとしては面白いなと思っています。
この企業は、今後リサーチして詳しく記事を書きますね。
ジュミア・テクノロジーズ
アフリカのアマゾン。アフリカという新興国でeコマース事業を仕掛けている会社とのこと。
リスク高いよとはっきりと書いてありますが、逆に大きく化ける可能性を秘めた会社とも記載がありました。
ここも要チェックかな?
ジローグループ
最近よく見かけますね。
オンラインで不動産を購入できるようにした革命的な会社です。
日本もそのような仕組みは少しずつ増えては来ていますが、さすがに買い付けまではできても、
契約までは難しいです。
通常は、不動産屋に仲介に入ってもらって、住宅ローンの申し込みを手ほどきしてもらい、
数々の書類を提出して、銀行の支店で決済のためのサインをして売り渡しとなります。
私も過去6回以上物件の契約をしましたが、なかなかしんどいものでした。
これを1クリックでやるっていうのはすごいですよね。ここもいつかリサーチしてまとめて、シェアさせてもらいます。
アルファベット
ご存知のグーグル。何も言うことはありません。私、グーグル大好きです。
なのに株を買っていません。はやく買わないとと焦っているくらいです。
いつかここもリサーチしてリンク張りますね。
ライブネーション・エンターテインメント
初めて聞きましたが、世界のライブコンサートの主催がメインビジネスです。
コロナなのでパスですね。
エヌビディア
すでに10株ほど持ってますが、ますます買い足したい。この会社のGPUが世界を変えてきていると思っています。
適度に壊れて買い替え必要(笑)だし、結局、ドッグイヤーで製品は新しくなる。
この会社の進歩について行こうとして、各AI会社、ゲームメーカー、PCメーカーが必死です。
完全にマーケットメイクしている会社ですね。
チューイ
ペット関連のeコマース事業がメイン。でも、日本では買えないからちょっと遠い存在。
私はパスかなー。
テラドック・ヘルス
デジタル医療管理サービスがメイン。糖尿病やうつ病などは医師として遠隔で管理しや慢性疾患です。
また、うつ病の患者は自分が精神科や、診療内科に行くのを見られたくないんですね。
だから遠隔の仕組みは患者にとっても非常にリーズナブル。
また、基本的に医師に採用されたら、なかなか切替されることはありえないため、
この事業のビジネスを調べて、この会社がどの程度シェアを取っているかがわかれば、
確かに投資に値すると思いました。ここはまた調べてシェアします。
ナイキ
ご存知のメーカー。確かに私もナイキは好きです。
でも、最近コロナで外にでなくなったので、ちょっと落ち着くまではパスかなと思っています。
シンタス
会社のロゴ入りユニフォームや制服を製造、レンタル、販売する地味な会社。
過去8年、米国フォーチューン誌が「最も称賛される企業ランキング」にランクインする会社。
取引先の7割はレストラン・フード、ヘルスケアです。
強みは同じビジネスをやっている会社が他にない。らしいです。
これ、買いじゃないですかね。後日ちゃんと調べますね。
コカ・コーラ
おなじみのバフェット銘柄ですね。長期投資によいかと。
AT&T
こちら、株の配当率7%と驚愕の会社です。長期投資にいいですね。
10年経つと大体2倍が狙えるというわけですね。信じられないお得さ。
だけど、結局個別の高配当株は、かなり長期で持ち続けるので、大底で買いたい。
タイミングが重要だと思って見ているとなかなか変えない。
SVBファイナンシャル・グループ
SVBはシリコンバレーバンクの略。
イノベーター専門特化型の新進気鋭の銀行とでもいいましょうか。
古い業界での革命を起こす会社。といういみでは、かなり投資妙味ある気がします。
過去のNASDAQのパフォーマンスを上回る成長率だそうです。
ドキュサイン
電子署名の専門会社。今後、ますます需要は増えていくはずなので、
一度チェックしておいてもいいかと。
スクエア
私も1枚だけ噛ませてもらっています。
小規模店舗が、スマホにつけるこの会社のスクエア(四角)なちいさな端末1つもつだけで、
ビザやアメックスのカード決済を受けれるようにする仕組みを提供しています。
フリマでもこの会社の決済システムが流行ってたり、あまりに簡単な仕組みにできているのですよね。
フィンテックのテーマに乗った代表株ともいえるかと思います。
ロイヤルティ・ファーマ
新規創薬された特許を買い取り、他に使用料として販売する仕組みを構築。
特許に投資する、投資会社で、回収もロイヤルティ収入となり安定する仕組み。
通常、創薬の開発段階で製薬企業は大幅なリスクを背負うわけですが、
すでにある種となる特許を買い取って他にロイヤルティとして貸出し、儲けるしくみは、
製薬業界のアービトラージ企業に見えてしまいます。
どれだけ稼いでいるかきになるので、追ってリサーチしますね。
GABUROの考えでは、これらのような成長する個別株に集中投資するのがダイナミックで面白いなと考えています。しかし、リスクは高くなるためちゃんと銘柄選定が必要ですよね。ぜひ選定にお役立て頂きたい考え方をまとめてみました。
また、初月から40万円稼いだGABUROがおすすめする証券会社3選も下記で紹介しています。