米国株(アメリカ株)のファンダメンタルズ分析手法

この記事で解決するあなたの悩み

米国株(アメリカ株)でファンダメンタルズ分析ができるようになりたいけど難しそう・・。

米国株(アメリカ株)のファンダメンタルズ分析は面倒そうだし勉強は嫌いだからやだ。

米国株(アメリカ株)投資でファンダメンタルズ分析が大事とは知っているので簡単なコツが知りたい。

米国株(アメリカ株)のファンダメンタルズ分析をとにかくわかりやすく知りたい。

とにかくショートカットしたいあなたにピッタリの記事を書きました!

GABURO
GABURO

米国株(アメリカ株)が今後もいいとは知ってるけど、

個別株を選定する時のファンダメンタルズ分析は大変だし、

正直メンドクサイ!

天の声
天の声

~ぽわわーん(登場)~

あ、あんたがそういうこと言ったらあかんやん。

そんなんみんなそう思ってるもん。

GABURO
GABURO

やっぱやらないといけないかー。

かみさま?ファンダメンタルズ分析するメリットをいくつかカモン。

天の声
天の声

せやねー。

頻繁に売り買いしない長期投資がベースなら、

長く持ち続ける理由になっとくできる点があるね。

GABURO
GABURO

いいね♪ほかには?

天の声
天の声

あとは金額の大小に関係なく、

論理を背景としない投資はギャンブルと一緒ということやね。

勉強なしに投資したらお金をリスクにさらすよ。

お金がかわいそうと思わないとね。せやろ?

GABURO
GABURO

今日のかみさまいいことゆー。

いっちょやりますか。

ということで、米国株(アメリカ株)のシンプルなファンダメンタルズ分析いきます!

株価が延びるかは、株主資本が延びるかを考えることと同義

株価とは企業を細分化した価値といわれます。

株価の上昇を期待することは、企業の株主総資本の上昇を期待することと等しいです。

株価の上昇を期待すること=株主資本が上昇すること

また、株主資本は、細分化するとPBS(1株当たり純資産)という有名な株価評価指標にあらわされており、極論、PBSが延びることを期待していることに等しいです。

これ知ってました?

そして、 PBS(1株当たり純資産) には、他の有名なPER(株価純資産倍率)とROE(株主資本利益率)との関係で次の式が成り立ちます。

PBS (1株当たり純資産) =ROE (株主資本利益率) ×PER (株価純資産倍率)

これは、初心者脱却のためには知っておいた方がいい関係式ですが、最終的にいいたいことは次のことです。

よく言われている株の知識での間違い3点

×PBS (1株当たり純資産) は1を下回るなど安い方がいい

これは大間違い。あなたは、株価上昇を期待して株を買っているのなら、最終的にはPBSの上昇を期待しているのです。

出来高急増とか、過去の株価を突き抜けて勢い込んだ株を買うなら、PBS (1株当たり純資産) が安いかどうかは何の役にも立ちません。

*役に立つ瞬間があるとしたら、ブランド力があって、見捨てられている企業の株価が、V字回復する時に購入するという、バリュー投資の手法になります。

つまり、使えるのはスペシャルシチュエーション投資と言われる限定された機会のみで、この投資は短期で終わる可能性があるため長期投資の手法に取って危険です。

×PER (株価純資産倍率) は安い方がいい

これも大きな間違いです。PER (株価純資産倍率) は継続的に高いなら、それに越したことはありません。

先ほど示したように、最終的には、 PBS (1株当たり純資産) =ROE (株主資本利益率) ×PER (株価純資産倍率) の総和が増えていくことを期待しているので、分母に来るような数値がないのです。

つまり、小さくていい指標は一つもないのです。

×だれも注目してない株を分析して早く仕込め

誰も注目してない株は、いつ上がるかはわかりません。その意味では、あなたの軍資金におけるROE(株主資本利益率)が低い状態を我慢する時期が長くなります。

最終的に大化けすればいいかも知れませんが、例えばあなたは、1年間動かない株を持ち続けることができますか?

その際、S&P500のETFに投資しているだけで、1年間で30%の利益が出ていたとしたら、1年後のあなたは後悔しないでしょうか?

また、誰も注目していない株は、市場がダウンサイジングする際に最も影響をくらう銘柄となります。

もし、今年9月に15%の市場の調整が入り、S&P500でさえも15%下がった場合に、あなたが選んだ株が30%下がらないとは言えない。

ひょっとすると+になっているかも知れませんが、そのような株は、すでに上昇トレンドに入っているはずです。

つまり、米国株(アメリカ株)の選定は、短期的には人気株投票となるとうことを理解し、タイミングとファンダメンタルズ分析を組み合わせないと、期間利益の最大化は見込めないのです。

株価上昇トレンドにのる=対象銘柄の人気度合いのタイミングの良さ(短期的根拠)×ファンダメンタルズ分析(中長期的根拠)

となります。

逆に人気がなくなる根拠を見つけたら、叩き売るか、信用売りで利益を伸ばさないといけません。

それくらい、あなたの直観と、数値的根拠に合わせてドライに行動する必要があります。

さて、ここまで全くでてきていないROEについて解説します。

実はこれが大事なんですね。

ROE (株主資本利益率)が最低でも10%×5年を継続する企業を選定する。

あなたが株を買う際、最低でも見て頂きたい指標として、ROE (株主資本利益率) の過去5年の推移を見て下さい。

ROE5年開示していない株は切り捨てるか、頑張ってググって下さい。

IPO銘柄はこの推移を終えない青田買いとなりますので、基本はリスク最大です。

基本的に人気の銘柄はまずROEが高いはずです。

先ほどからずっと出てきている考え方として、

企業価値=PBS (1株当たり純資産) =ROE (株主資本利益率) ×PER (株価純資産倍率)

と伝えてきていますが、 ROE (株主資本利益率) は掛け算で効いてきます。

PER (株価純資産倍率) は乱高下するので、ちょっと読みにくいのですが、 ROE (株主資本利益率) の安定化は企業努力としてデータに残りやすいです。

ですので、この ROE (株主資本利益率) は確実にチェックできる指標であり、ここを見ない投資はあり得ません。

過去5年間のROEを確実にチェックしましょう。

ちなみに、今回は投資の根本理念に突っ込んだ話でしたが、

下記はどちらかというと、もっと簡単なデータを確認して投資する手法です。

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