フェイスブックFacebook【FB】2021年7月決算速報(第2四半期4-6月、2Q)

フェイスブックFacebook【FB】2021年7月決算速報(第2四半期4-6月、2Q)

フェイスブック(FB)の決算発表結果速報です。

第 2 四半期(4 月-6 月期)、2Q実績 決算速報は上振れ傾向


■売上高・・・前年同期比 56%増の 290.8 億ドル(市場予想は 278.6 億ドル)
 広告収入… 前年同期比 56%増の 285.8 億ドル(市場予想は 271.3 億ドル)
 その他収入… 4.97 億ドル

■1 株当たり利益(GAAP)・・・3.61 ドル(市場予想は 3.02 ドル)

■月間アクティブユーザー・・・前年同期比 7.4%増の 29.0 億人(市場予想は 29.2 億人)

■1 日当たりアクティブユーザー数・・・前年同期比 6.7%増の 19.1 億人 (市場予想は
19.1 億人)

■営業利益率…43%(市場予想は 37.6%)

■フリーキャッシュフロー…85億1000万ドル、(市場予測は90.8億)

通期ガイダンスも若干の上振れ傾向


■費用・・・700-730 億ドル(市場予想は 707.3 億ドル)

■設備投資・・・190-210 億ドル(市場予想は 201.4 億ドル)

上記のガイダンスは、前回ガイダンスとほぼ変化なし。

決算に対してフェイスブック株は下落

2021年2Q第2四半期決算に対してフェイスブック株は下落


売上高の増加率は 4-6 月期に比べて若干下がるとよそうされています。

特にみんなが使っているアップルのプライバシー保護強化策などが広告事業への逆風となることは明確で、7‐9 月期に受ける影響は 4-6 月期より大きくなると説明しています。デービッド・ウ
ェナー最高財務責任者(CFO)は、発表文で「2021 年第 3 および第 4 四半期は、総売上高の前年比伸び率が大幅に低下する。成長加速の期間は終了する。」と述べたもよう、、。

今年はもう伸びないと思ったのか、失望売りがかさんだようです。

でも、そもそも予想範囲内だったのなら、売られる意味はわからないし、過去経緯を理解していない投資家が離れたということですね。

とにかく、インターネット上での個人情報保護とか、特にヨーロッパで規制が強化されています。確かに広告を主力の収益としている企業には痛手ですが、史上最高の広告スタイルと言われる、全自動ターゲティングが可能なfacebookには、これからも人々は投資するでしょう。

たとえ大きく売り込まれても、必ず今後も伸びていく企業だと思います。