ビヨンドミートBeyondMeat【BYND】 の決算内容をまとめています。
ビヨンドミートBeyondMeat【BYND】の2021年2Q(第二四半期決算)8月の発表要約
2021年第2四半期の財務ハイライト
△ 売上高は1億4,940万ドルで、前年比31.8%増加しました。(売上伸びは過去3年からすると鈍化)
× 粗利益は4,740万ドル、つまり売上総利益率は純売上高の31.7%でした。(営業利益率も悪化)
× 純損失は1970万ドル、つまり普通株1株あたり0.31ドルでした。純売上高に占める純損失の割合は-13.2%でした。(損失拡大)
× 調整後EBITDAは、220万ドルの損失、つまり純収益の-1.5%でした。
2021年の第3四半期は以下のガイダンスを提供しました。
◎ 純売上高は1億2000万ドルから1億4000万ドルの範囲で、2020年の第3四半期と比較して27%から48%増加しています。
この決算をどうとらえるか?
GABURO judge!
損失拡大の言い訳としては、従業員を雇ったり、マーケティング費用とを増やしたこととしています。
確かに、大幅にアクセルを踏んだことがよくて、客観的に見ると、前年同期比で30%もの売上増加は非常に評価できるはずです。ただし、過去は100-200%で増やしてきたから注目されていたこともあったので、若干投資家としては?ってなったんだと思います。
市場の動揺が出たのか、若干株価は下がりましたね。
ビヨンドミートBeyondMeat【BYND】の2021年2Q(第二四半期決算)8月発表後株価
ビヨンドミートBeyondMeat【BYND】の2021年2Q(第二四半期決算)8月発表後株価(日足)
発表当日の株価はしっかり下げたのですが、どうやら悪材料出尽くしと見たのか、その後株価は上昇に転じています。
ビヨンドミートBeyondMeat【BYND】の2021年2Q(第二四半期決算)8月発表後株価(週足)
ここからは140ドル付近まで戻すのか、100ドル付近まで下がるのか、ボックス圏での動きが濃厚に見えますね。
ビヨンドミートBeyondMeat【BYND】 の2021年2Q(第二四半期決算) に期待されていたもの
代替肉の市場拡大はまだまだこれからで、多くの投資家にとっては売上100%~200%以上の伸びを継続して欲しかったんだと思います。どちらかというと、販路の拡大を先行させる必要がありますね。
ビヨンドミートBeyondMeat【BYND】 の最近の活動
2021年7月に、全国のレストランでBEYONDCHICKEN®TENDERSを販売。
2021年6月に、経営陣を刷新。財務、マーケティング、人事関連のトップが交代。
2021年5月に、すでに販路がある全国のウェルマートでの販売促進会実施。
と、お金をかけて商品をお客さんに知ってもらおうとしたり、経営体質を強化しようとしています。
長期目線ではビヨンドミートBeyondMeat【BYND】は確実にいけると思っています。
世界的な健康志向の高まりに対応できる素晴らしい製品群。
宗教的に動物の肉を食べれない人たちにも新しい価値も提供できる。
素晴らしい企業です。これからも応援したい。
ちなみに、過去こんな記事を書きました。
ここにも載せています。
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