不動産投資で●●●●万円損した話・・

私の場合、29歳のころにアパートを1棟買ったのですが、

そのころの物件をいまだに持っています。

しかし、調子に乗って買った2軒目が良くなかった・・・。

自分の家が欲しくて2棟目を買う。

そのころ、田舎暮らしにあこがれて、

オーナールーム付きのアパートを4700万円で購入したんです。

画像はイメージです。ユズサチHPから引用

大きな部屋に住んで、大家さんとあいさつされて、

田舎で庭に野菜を育ててスローライフを送る。

最高でしたよ。

しかも、120m²もある部屋だったので、快適は快適でしたが、

やはり維持では大変な部分がありました。

2棟目で起こった最悪の事態。

特に、オーナーが交代した瞬間に入金が滞った入居者がいて、

どうやら住んではいるみたいなのだけど、手紙を出しても電話しても

全く音沙汰無し。

その後、契約上の保証人に電話したら、

入居者は60代を超えた高齢者だったのですが、

契約自体は随分前の話です。

保証人になった当時の上司に電話したところ、

印を押したことを覚えていない。とのこと。

訴訟せざるを得ないよという話をすると、

流石に勘弁してほしいと泣きつかれる始末。

これはかわいそうという情に流されながら、

結局、再度自ら入居者と戦う決心をしました。

それから、その入居者が必ず通る場所、

つまりドアの前に電波で飛ぶチャイムまでつけて、監視したり。

その後、どうしようもないので、弁護士を立てて訴訟しました。

そして、強制執行時に、執行官と部屋の中を確認すると・・

執行官と入金がない入居者の部屋に入ったら・・・。

それも、床から30cm以上ゴミが部屋の全てに渡っておかれてある・・。

はっきり言ってあの物件を購入したことを悔やみました・・。

ゴミ処理を依頼した業者もえらくやる気がなさそうだったし、

自分も作業を手伝いました。

同じお金払っているのに今思えばなぜお手伝いしてたんだろ。

興味本位かな・・。

ガスボンベみたいなものが100本以上出てきたり、

これ火災起こったら家真下だったので死んでたな・・。

そして、部屋を綺麗にした2,3日後、

真夜中にドアをガンガン叩く音がして・・。

真夜中にドアを力いっぱい叩く音

今考えると、アパートに家主として住んでいることって、

メリットもあるけど、デメリットもあるんですよね。

妻もいて、3歳の娘もいて、怖くて怖くてしかたなかったので、

ドアのかぎを締めて警察に電話しました。

声がどうやら酒に酔っているような声色で、

インターフォン越しに

「今は出ません!ちゃんとした話し合いをしてください。

 夜ですしこれ以上どなったら警察呼びます。」

というやり取りをしたような。

その時は何とか逃げ切ったのですが、

また数日して人感センサーのチャイムが鳴ったので急いで訪問したところ、

その時はお酒に酔ってなかったので話し合いをした覚えがあります。

その際にはすでに入居者さんの荷物はありませんでしたが、

鍵が使えないかとか、試しにきたのでしょうね。

最後のチャンスと思って急いで行きました。

色々聞いてみると、

家には荷物を置いていて、軽のワゴンで山にこもって寝泊りしていたとのこと。

はぁ?山籠もり?

半年以上入金がない入居者の結末。

って感じでしたが、さすがに大人なので・・。

ちゃんとキレずにちょっと待ってて下さいと伝えて、

知り合いの不動産屋さんにも駆けつけてもらい、

仲裁役として、示談交渉の書面に印をもらうのを見届けてもらったという顛末でした。

A4の紙にサインさせただけで、今思えば電話も持ってないし、

何してたんだろう・・。(笑)

結局、未入金は支払いしてくれることになり、

後日、入金を確認できました。

しかし、訴訟費用等で大分出ていった金額もあり、

現状回復もかなりの額になったため、100万円以上赤字がでました。

正直のところ、

あの経験は二度としたくないし、不動産を持たなかったら経験することも無かったと思います。

そのころは、人生の経験値が上がったような気がしていましたが、

そんな大変なこと、別に経験しなくったってよかったのに。

と今では思います。

上記はこの物件取得の滑り出し部分での話です。

結局、いくら損したのか?

その後は数年、それほど大きな問題はなかったものの、

あまりに新規入居に手間取る物件だったので(いわゆる3点ユニットというバス・トイレが同じで手狭物件)、この物件は手放すと決めました。

そこからは全く買い手がつかず、

自身の家に住む事業をやっていた人が買いたい、

誰にも売らないで欲しい。というから半年待った挙句、

結局買わないとなって売却チャンスを逸してしまったり・・・。

本当にあいつ(買う買う詐欺の入居人)最低やなと未だに恨んでいますけど・・。

最後は投げ売りして3900万円で販売してしまいました。

結論、この物件、もうかったかというと、

当初の購入金額4700万円に諸経費+リフォーム、現状回復、訴訟等でお金をかけたことからすると、

約1000万円の減価です。

しかもわずか4年ほど・・・。

若気の至りで大きく失敗した経験でした。

でも、毎日がストレスの物件だったので売れてよかった・・。

と心から思います。

皆さんも、売らないと心が安定しない物件は持たないようにすることをお勧めします。

株も数ある投資も全く一緒なのでしょうね。

さて、本ブログの目的に話を戻しますと、現在のGABUROの考えでは、成長する個別株に集中投資するのがダイナミックで面白いなと考えています。しかし、リスクは高くなるためちゃんと銘柄選定が必要ですよね。ぜひ選定にお役立て頂きたい記事を書いてみました。

また、初月から40万円稼いだGABUROがおすすめする証券会社3選も下記で紹介しています。