この記事で解決できるあなたの悩み
1:アメリカ株(米国株)でテンバガー(10倍株)銘柄を見つけたい。
2:アメリカ株(米国株)の企業分析の方法の具体的な方法が知りたい。
3:とりあえずシンプルにおすすめを教えて欲しい。
などに効いてきます。
この記事を書いた人
GABUROです。
不動産投資で20万円の不労所得を得ています。
これからの余剰金長期投資は、米国株1択かな?と思っています。
さて、本題に移りましょうか。
アメリカ株(米国株)のテンバガー(10倍株)銘柄のシンプルな見つけ方
本来的に、アメリカ株(米国株)に限らず、テンバガー(10倍株)をさがすのは、確率論的には低く、時間を味方につける投資手法だということはあなたも理解されていると思います。
ここでは、ネコでもわかるシンプルなアメリカ株(米国株)テンバガー(10倍株)銘柄発掘手法を紹介します。
あ、ちょっと待って下さい!
簡単にできすぎるからと言って笑わないでね!
アメリカ株(米国株)でテンバガー(10倍株)を探す際、必ず必要となるのが銘柄のチャート分析と、ファンダメンタルズ分析です。
日本株の購入で慣れた人なら優しい課題かも知れませんが、最近株を始めた人とか、
米国の企業は知らないよという人たちにはとても馴染み薄で検討が難しいですよね。
そこで、チャート分析は数多く語られていているので、ここでは、特にファンダメンタルズ分析の分野で、アメリカ株(米国株)のテンバガー(10倍株)を見つける重要な項目を次で上げますね。
アメリカ株(米国株)のテンバガー(10倍株)、5年で10倍になる銘柄の基準。ファンダメンタルズ分析
アメリカ株(米国株)10倍株(テンバガー)の企業となるには、結論から言うと圧倒的な稼ぐ力が必要です。目的が5年で10倍とか、極端に伸びるようなお宝銘柄を探すにはどうすればいいのでしょう。圧倒的な稼ぐ力はどうすれば?ここでは、あまり語られることがない、ファンダメンタルズ分析の最もシンプルな選定手法をお伝えします。
アメリカ株(米国株)10倍株(テンバガー)を探すのに、ファンダメンタルズ分析で必要な指標は、実はたった3点でいいんだよ。
チョー簡単。
とても大事なことを下記にまとめました。
アメリカ株(米国株)のテンバガー(10倍株)候補の稼ぐ力は、下記の3点で見分けることができる。
1:売り上げの伸び率
2:粗利益率
3:増益率
アメリカ株(米国株)テンバガー(10倍株)の基準としては、
利益が毎年60%ずつ増えていると、
5年後の利益は10倍を超えることになります。
この理由をある企業の例を用いて紹介しましょう。
例えばある企業の昨年時点の利益率を100とします。そして毎年160%の増益があると仮定します。
そうすると、今後5年で下記のように業績が上がっていくことが想定されるかと思います。
時間 | 今年 | 1年後 | 2年後 | 3年後 | 4年後 | 5年後 |
純利益 | 昨年決算数値100とすると・・ | 100⇒160 | 160⇒256 | 256⇒410 | 410⇒655 | 655⇒1048 (10倍) |
ですから、極論はアメリカ株(米国株)に限らず、上記ポイントで示した3つめのポイント、“増益率の推移だけ”を見ればテンバガー(10倍株)は見つかるのです。
そして、その増益の力強さを補うデータが、1,2の売上の毎年の伸び率、粗利益率となるのです。
さらに具体的な例を示しましょう。
私が大好きな米国株(アメリカ株)10倍株(テンバガー)候補のエヌビディアですが、
過去5年の売上成長率は平均29%/年。
また、5年平均利益は60%/年もあり、増益率は62%/年となります。
すごい利益成長率で、これが今後も同じ推移で実現でき、かつ、PERが5年後も今の基準と同じと仮定すると、株は10倍になっている可能性があるということです。
話を一般論に戻すと、株価の人気度を示す指標で有名なものはPERでした。
PERは、株価収益率=1株当たり当期純利益で示すことができます。
ですので、5年後もPERが同水準を保っている(つまり、人気度は維持できる。落ちない。)と仮定しているのは、
上記のような増益ペースを保てるならば、純利益がずっと60%ずつ増えるので、
同じ株の人気度でPERを維持している前提であれば、毎年60%分の株価上昇圧力があってもよいということになります。
逆に、PERが60%下がっても放置される事態になると、当然株価は上がりません。もちろん、市場はこれをほっておくわけがないのですけどね。
普通の流れで言えば、市場で十分に注目を集めた後の株であれば、過去のPERを知っている人たちは、
「あの株のPERが安く放置されている!」とPERが下がり出した瞬間から株を購入しだすわけです。
そして、株価PERは元通りに収束していき、結果、これを5年繰り返すことで、
10倍の株価(テンバガー)になるという理論です。
*ちなみに、10倍株はテンバガーであって、よくテンガバーと間違える人がいるようです。
bagは野球のベースのことで、テンバガーは10塁打の意味。ホームラン(four-bagger)越えですね。
テンガバーとなると、元の英語が意味をなさなくなるので、
テンガバーではなく、テンバガー(ten-bagger)だと記憶すればいいですね。
話が横道にそれたのですが、
この利益の伸びを最も大切な指標として、売上規模の伸び、また、粗利益率の試算が加わることになりますね。
こんな選定の仕方で、アメリカ株(米国株)テンバガー(10倍株)銘柄を見つけていきましょう。
アメリカ株(米国株)のテンバガー(10倍株)を見つける企業分析の方法
私はアメリカ株(米国株)テンバガー(10倍株)を探す際、
基本的にヤフーファイナンスを使うケースも多いですが、
過去5年とかのデータになると、結構色々サイトを見たり、
企業HP必要性がでてくるので努力はそこそこ必要になっちゃいますよね。
そこでおすすめしたいのが、
最強の情報ソース、
マネックス証券なのです。
最強の情報ソース、マネックス証券の銘柄スカウターを紹介します。
分析ツール(オススメ!):マネックス証券の銘柄スカウター
アメリカ株(米国株)テンバガー(10倍株)を探すツールとしては、
下記の10年スクリーニングをクリックします。
銘柄スカウターはめちゃくちゃ優秀で、テンバガー(10倍株)発掘のためのこんな検索ができます。
10年スクリーニングで、テンバガー(10倍株)の基準となる、5年の売上、営業利益成長率でスクリーニングした結果がこちらです。
かなり沢山の優良企業がでてきます。
ですので、これを元に簡単に自分で銘柄を分析することもできるんですよ。
マネックス証券の口座を開設していない場合は
ぜひ口座開設をお勧めします。
無料で開設出来て、投資に必要なデータが山ほど入ります。
米国株(アメリカ株)の取り扱い数NO1の会社。各種の分析レポートも非常に厚いので、研究するには最高の環境を提供しています。もちろんメイン口座にも使えます。
ただし、ちゃんと分析したい時って、5年では傾向が甘かったりするんですよね。
10年となると、“完全に洗練されたデータ”といえると私は考えていまして、
ぜひマネックス証券の口座を開設されるといいと思います。
細かな話をすると、ETFも含めて、どこまでの市場を選択するかの条件づけをすることができ、
上記のように、日本語で細かく指標を刻んで選ぶことができるので、
日本人みんなにとって非常にユーザーフレンドリーです。
創業者松本大さん、ありがとう!
で、上記の10年を元にしたスクリーニングで出てきた結果がこちら。
どうでしょうか。
あなたが見たこともない銘柄が沢山でてきましたか?
ここから米国株(アメリカ株)10倍株(テンバガー)銘柄候補を探すというのも一つの手です。
ちなみに、色んな雑誌に今注目の企業の情報とか乗っていますよね。
そういうので銘柄を見つけたら、個別にデータを見ていくことも可能です。
例えばamazonってどうだろうと思ったとしたら、
下記銘柄スカウターでamazonを選びます。
そしたらこんなに買いたくなるチャートが出てきます。じゅる。
上記の、当期利益で過去数値を見てもらえれば結構です。
去年は84%の伸びがあって、その前、その前と目を落としていっても、
完全に稼ぐちからが60%を軽く超えていそう。とイメージできます。
こんな雰囲気が感じられれば、その企業は大きく伸びてきたし、
今後さらに伸びる可能性が高いという分析ができるわけですね。
ちなみに、ここまで見やすく、10年データが見れるのは他の証券会社にはないので、
非常にこのツールは重宝しています。下記でも少しまとめていますので参考にしてください。
加えて、代表的な銘柄のデータも公開しておきます。
アメリカ株(米国株)のテンバガー(10倍株)達成代表銘柄の増益率
過去5年の米国株(アメリカ株)代表銘柄の増益率
社名 | 粗利率 | 増収率 | 増益率 |
テスラ | 20% | 53% | 黒地転換 |
フェイスブック | 84% | 37% | 62% |
ネットフリックス | 35% | 30% | 94% |
アマゾン・ドット・コム | 43% | 29% | 131% |
エヌビディア | 60% | 29% | 62% |
アドビ | 86% | 22% | 55% |
アルファベット(グーグル) | 57% | 20% | 31% |
マイクロソフト | 65% | 9% | 38% |
アップル | 38% | 3% | 2% |
これらはアメリカ株(米国株)ですでに10倍株(テンバガー)を達成してきた銘柄ではありますが、
こう見てみると、米国株(アメリカ株)の個別企業の稼ぐ力がものすごいということに気づきますね。
前述のアマゾンについては、工場や自動搬送機への投資などで大きくお金を使っており、
配当も出さずに成長する方針を掲げているので、上記の数値になっているのだと思います。
今後世界1のECマーケットになる可能性を秘めたインドで、嫌われ出していることを見ると、
ちょっと切ない印象はあるのですが、今後頑張ってほしいなと思います。
amazonについては、改めて下記の記事でまとめています。
エヌビディアは個人的に応援しており、下記の記事でまとめました。
特にフェイスブックの84%や、アドビの86%の粗利益って信じられないです。
日本だと、トップ企業のキーエンスで80%くらいですよね。
上記でテスラの収益力が?と思うかも知れませんが、
電気自動車の圧倒的な技術力とブランド力を持っている点が強みですよね。
分析ツール:FINVIZの使い方(第二の手法)
先ほどお伝えした手法は、あくまでマネックス証券で実践できる手法です。
しかし、他で口座も持っているし、敢えて別口座までは開きたくない、という方におすすめの
すぐに実践できるアメリカ株(米国株)10倍株(テンバガー)銘柄の発掘手法もお教えします。
(マネックス証券の銘柄スカウターが私としてはおすすめなので、英語が苦手な人は下記を読み飛ばしてください。)
あなたはFINVISをご存知ですか?
こんなサイトです。
このサイト、完全に無料なんですが、
アメリカ株(米国株)のテンバガー(10倍株)スクリーニングができてしまうんですよ。
英語!?無理!とか言わないで、頑張りましょ?
このスクリーナーでは、以下の順を追って過去実績や今後予想から、
アメリカ株(米国株)のテンバガー(10倍株)銘柄候補をスクリーニングすることが可能です。
まずはファンダメンタルズを選んで・・
次に各設定をしていきます。
それぞれの英語の意味は以下になります。
項目 | 意味 |
P/E | 実績PER |
Forward P/E | 予想PER |
PEG | PEGレシオ |
P/S | PSR |
P/B | PBR |
Price/Cash | 株価÷現金 |
Price/Free Cash Flow | 株価÷フリーキャッシュフロー |
EPS growth this year | EPS成長率(今年度) |
EPS growth next year | EPS成長率(来年度) |
EPS growth past 5 years | EPS成長率(過去5年間) |
EPS growth next 5 years | EPS成長率(今後5年間) |
Sales growth past 5 years | 売上成長率(過去5年間) |
EPS growth qtr over qtr | EPS成長率 |
Sales growth qtr over qtr | 売上成長率(四半期ごと) |
Return on Assets | ROA |
Return on Equity | ROE |
Return on Investment | ROI |
Current Ratio | 流動比率 |
Quick Ratio | 当座比率 |
LT Debt/Equity | 長期負債比率 |
Debt/Equity | 負債比率 |
Gross Margin | 売上総利益率 |
Operating Margin | 営業利益率 |
Net Profit Margin | 純利益率 |
Payout Ratio | 配当性向 |
Insider Ownership | 株式の内部所有率 |
Insider Transactions | 株式の内部取引率 |
Institutional Ownership | 株式の機関所有率 |
Institutional Transactions | 株式の機関取引率 |
10倍株(テンバガー)銘柄を見つけるためには、利益率の伸び、つまり、上記のEPSの伸びが大切なんでしたよね!
次に、いくつか厳しめに選んでみます。
そうすると、やはりamazonが筆頭に選ばれてくるわけですね。
気になったら下記のようにクリックするのです。
ちなみに、上記画像のように、グーグルクロムなら英語を勝手に日本語に翻訳してくれますのでお勧めです。
このような結果をみると、やはりamazonがいかに株価が高かろうが、持っておきたくなるわけです。
ちなみに面白い機能も多くて、下記のように、どの銘柄がどの程度注目されているからが一目で見る機能もあります。
マウスオーバーで競合の株価も見えてますね。
ちなみに、マウススクロールで拡大表示も可能。
もっと言うと、FINVIZではETF銘柄検索も可能です。
いかがでしょうか。
アメリカ株(米国株)でテンバガー(10倍株)銘柄候補を発掘しているあなたに、何か気づきがあれば嬉しいです。
また、もっとアナログな手法ですが、下記にも3つ目の方法論を紹介します。
米国会社四季報を利益率の伸びに注目して読む
あなたは米国会社四季報って知っていますか?
こちらはぜひ読まれることをおすすめしたいです。
実はこの本の良さは、時価総額トップ50、売上高トップ50、低PBRトップ50、
そして、連続増配年数トップ50とかが詳しくまとめられていて、
一覧になっているのでアメリカ株(米国株)銘柄を全然知らない人でも、企業名が沢山一遍に入ってくるのでめちゃくちゃ読みやすいです。
これから何千万円も稼ごうという目的があるあなたに取って、この知識への投資に3000円を惜しんではいけませんよね。
私はアメリカ株(米国株)投資に目覚めてからかなり初期に購入しました。
さて、一旦この記事はここまでになります。
私も成長しているので、この記事は何回も書き直しており、
今後、もっと時間をかけて、この記事を読みやすく、厚みを持たせたものにしようと思っています。
もっと解説して!という人はコメント欄にメッセージを頂けると幸いです。
この記事のまとめ
1:アメリカ株(米国株)のテンバガー(10倍株)銘柄を見つけたい。
⇒これを見つけるには、ちゃんとファンダメンタルズ分析しましょう。
1点に絞るなら、利益の成長があるか。これだけの観点で選別していく方針を立てます。
2:アメリカ株(米国株)の企業分析の方法の具体的な方法が知りたい。
⇒基本は売上伸び、利益伸び、利益率が大切です。
最悪、純利益のみでもいいです。どこまで伸ばせるかが肝です。
上記の基準が大切とわかれば、あとはマネックス証券の銘柄スカウター、
FINVIZ、米国株四季報などを使用することを推奨します。
3:とりあえずシンプルにおすすめを教えて欲しい。
⇒オススメとしては、記事中で代表的なテンバガー(10倍株)達成企業を紹介しました。
これからの投資をするにしても遅くない、十分に魅力的な投資先と思われます。
もっと具体的な銘柄が知りたいですか?下記に今年のおすすめ銘柄をまとめました!
また、これから口座を開設したいと悩んでいる人には、初月40万円/月の利益を出したGABUROがお勧めする証券会社を参考にしてください。
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