リバティグローバルLBTYAを知っていますか?10Gという、とびきりの通信技術の特許を持った、今一番注目すべきケーブルネットワーク会社です。
実は、リバティグローバルLBTYAは今後、大きく株価上昇していく可能性があり、今すぐ企業業績を調べておくべき必要がある会社なのです。
その根拠に、あのウォーレンバフェットや数々のファンドも投資を急いでいます。
この記事では、リバティグローバルLBTYAがなぜ注目されているかの理由を解説しています。
あなたがこの記事を読み終えるころには、リバティグローバルLBTYAへの投資を検討されていることでしょう。
この記事を書いた人
GABUROです。
米国株(アメリカ株)テンバガー狙いで、
毎月40万円くらいの利益を得ています。
では、リバティグローバルLBTYAについて早速紹介していきましょう。
リバティグローバルLBTYAは何の会社か
リバティグローバルLBTYAのビジネス
リバティ・グローバルは、欧州のケーブルネットワーク保有会社の一つで最大の会社です。英国(株式の50%保有)、スイス、ベルギー(株式の60%保有)、オランダ(同50%)、アイルランド、ポーランド、スロバキアの子会社/関連会社を通じて事業を展開しています。2019年に、選択と集中のため、ドイツ、ルーマニア、ハンガリー、チェコの事業をボーダフォンに$110億で売却しスリム化を実現。2021年6月に英国事業の無線通信会社O2との合併を完了しました。リバティグローバルLBTYAのインターネット回線にアクセスする顧客数は、英国で約550万、ベルギーで約170万、スイスで約110万、オランダで約340万となっており、この顧客へのアクセス権が、今後の回線高速化の新製品投入の強みになっています。
リバティグローバルLBTYAの成り立ち
2005年6月、アメリカ合衆国のメディア企業であるリバティメディアのアメリカ以外の事業を切り離しした、リバティメディア・インターナショナル(英: Liberty Media International, Inc.、LMI)と、アメリカ以外で最大のケーブルテレビ事業者であるUnitedGlobalCom(UGC、2004年1月リバティメディアが経営権を取得)の合併により設立した会社。2013年にイギリスのヴァージン・メディア、2014年にオランダのジッゴ(Ziggo)と、ヨーロッパのケーブルテレビ事業者を相次いで買収し、事業拡大を続けており、ヨーロッパ最大のケーブルネットワーク会社となっている。本部はロンドン、設立当初本社のあったコロラド州・ダグラス郡とアムステルダムにオフィスを置いている。
リバティグローバルLBTYAの技術は何がすごいのか知りたい。
リバティグローバルLBTYAの10G開発の先駆者としての優位性
10Gとは?10ギガビットイーサネット(10 Gigabit Ethernet/10GbE/IEEE 802.3ae)は最高10Gbps(ギガビット毎秒)の速度で通信できるイーサネット(LAN)規格群です。読み方は「10G(テンジー)」や「10ギガ」と呼ばれることもあります。10Mbps、100Mbps、1Gbpsに続く通信方式となります。携帯の5G、つまり、5GHz帯を使うという無線通信帯域のことではありません。世界の通信の基本はLANケーブルでの安定通信が必要です。
通信事業者として、この10Gへの投資を世界でもかなり早い段階から投資してきたのリバティグローバルLBTYAとなります。そして、既存のケーブルを使って、ケーブルを入れ替える作業なく、10G化する通信技術を確立させ、数々の特許を持っているのが強みです。
つまり、追加工事のコストを抑えながら、ユーザーへの10G化(超高速ブロードバンド化)を提供することができる会社なのです。ヨーロッパではすでに圧倒的なシェアを取っているので、既存客へのアップセルを販売するだけでよく非常に売りやすい環境も構築しているのがメリットです。この日のために着々と企業を買収してきたのでしょう。
リバティグローバルLBTYAの株価チャート、推移などが知りたい。
リバティグローバルLBTYAの株価チャート、推移は下記の通りです。(以下データはマネックス証券より。)
リバティグローバルLBTYAの株価チャート、推移(日足)(8月9日更新)
リバティグローバルLBTYAの株価チャート、推移(日足)を示しています。
日足で言えば、最近は安定して右肩上がりのチャートになっていますが、調整を繰り返しながらという感じですね。底の支持線で購入しないと痛いことになりそうと以前ご報告しました。
現状は、27ドル付近のボックス圏を抜けたように見えましたが、まだ直近でさらに下回ってきたことを考えると、相場には迷いが見えます。7月29日の決算は悪くなかったですね。
リバティグローバルLBTYAの株価チャート、推移(週足)
リバティグローバルLBTYAの株価チャート、推移(週足)を示しています。
最低ラインが15ドル付近であった位置からは、7ドル上げて3-4ドル下げ(50%上げ、25%下げ)みたいな動きがあって、現状は20ドルからの30ドル付近まで上げ切るのか不明ですが、25ドル付近まで下げてくるのは必然のチャートになっています。上記の右斜め上に駆け上がるようなサポート線が強いかはよくわからないのですが、期待感を込めてサポート線を引くなら今年の年末には3角保ちあいをブレイクするかも・・と思わせるチャートですね。
リバティグローバルLBTYAのPER推移
リバティグローバルLBTYAの1-2年のPER推移は16~28倍付近です。
過去は16倍付近から、最近では28倍付近となってきたので、急激に見直されて人気が上がっていると見えます。これこそ、10Gの影響でしょうか。
リバティグローバルLBTYAのPBR推移
リバティグローバルLBTYAのPBR推移を示しています。20年の1月ごろから、過去4倍以上あったPBRは1.1倍で、あまりにもリーズナブル。今後大きなニュースを持っている企業なら確実に数倍にはなっているはずなので、企業解散価値をほぼ等価で買えるのは魅力ですね。
リバティグローバルLBTYAの株価予想
リバティグローバルLBTYAの株価予想は以下です。23ドルから29ドル付近とされています。そのままチャートにも反映されていますね。アナリスト予想の範囲内で推移しているようです。上昇基調の予想ではあるものの、大きく伸びるようには考えられていないようです。
リバティグローバルLBTYAの業績推移、決算発表結果、財務諸表が知りたい。
リバティグローバルLBTYAの本決算業績推移
リバティグローバルLBTYAの本決算業績推移を示しています。一時期から売り上げが下がってきて、まあ大変という状況が昨年まで続いていました。この会社の命運は、今後の10Gにかかっていると言っても過言ではないでしょう。
2013年にイギリスのヴァージン・メディア、2014年にオランダのジッゴ(Ziggo)と、ヨーロッパのケーブルテレビ事業者を相次いで買収してきたため、ずっとのれん代は効いているはずです。そんな中で営業利益がすくないのに当期利益を出しているケースは、選択と集中で売却した赤字事業の単発成果と思われます。
昨年は営業利益を大きくのばしているように見え、売上に対する利益率は1.5倍くらいになってきていますが、イギリスでの大型合併を実現しバージンとO2のグループを統合した結果がでているのでしょう。
ざっくり言うと、今後の企業の営業利益率は昨年度に近い推移(15~17%付近?)になるのではないかと予想します。
リバティグローバルLBTYAの4半期業績推移
リバティグローバルLBTYAの4半期業績推移を示しています。
リバティグローバルLBTYAの昨年度の営業利益はデコボコですね、合併の費用でしょう。しかし、本業の利益を示す営業利益が着実に増えており、今後の企業の収益力を改善できているように見えます。また、営業利益は2016年頃の売上規模17000万ドルあったころと、昨年の売上12000万ドルでも遜色なく、ここ数年の改革がかなりの成果を上げたと言っていいでしょう。これまでの取り組みの成果として、昨年度過去最高益に近いレベルで営業利益を出し着実に伸びつつある点、2021年3月度決算で、全ての数値が黒字化した点は、調度今、投資する妙味が見えてきたといえるかも知れません。
リバティグローバルLBTYAの利益率
リバティグローバルLBTYAの利益率を示しています。ここ1年は、過去最高レベルの営業利益率になっています。稼げる筋肉質な会社に変わったと言っても差し支えないかも知れません。
リバティグローバルLBTYAのキャッシュフロー推移
リバティグローバルLBTYAのキャッシュフロー推移を示しています。
昨年度は大きく投資CFを伸ばし、直近で大きくマイナスとなっているため、現状大きな投資はなしとなります。財務キャッシュフローが増えています。(借入の積み増し?)フリーCFに厚みがでました。これを起爆剤に、10Gへの投資を拡大させるとしています。
リバティグローバルLBTYAの決算日や配当日、配当が知りたい。
リバティグローバルLBTYAの本決算は12月。あとは、3カ月ごとの4半期ごとの発表になっています。
また、次でリバティグローバルLBTYAの配当についてみていきましょう。
リバティグローバルLBTYAの配当日、配当
リバティグローバルLBTYAの配当日、配当推移を確認しましたが、現在のところ無配当となっています。当然かもしれませんが、まだ長い間配当はしないと予想します。
リバティグローバルLBTYAの今後の方向性が知りたい。
さて、リバティグローバルLBTYAの現在のビジネス、株価や、業績推移について解説しましたが、あなたの企業分析のお役にたてましたか?
文中では記載しましたが、そもそもバフェットがこの会社の株を4億5000万ドル持っているんですよね。あの世界一のバリュー株投資家が注目している会社ということだけで、まずは注目する価値があるでしょう。
GABUROはリバティグローバルLBTYAに注目しています。
今後のさらなる成長に期待!
企業としては投資、投資の後、やっと、ここから刈り取りの時期だと思います。
(投資はご自身の判断で慎重に!)
さて、まとめです。
今回のリバティグローバルLBTYAについては以上となります。長い目でみれば、さらなるテンバガー(10倍株)化もありえるかもですね!
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