アドビadobe【ADBE】はテンバガー継続か?

アドビadobe
https://www.adobe.com/jp/creativecloud.html

アドビadobe【ADBE】を再考するなんておかしいですか?すでにテンバガー(10倍株)どころか、あまりにも注目され続けてきた企業です。あなたも、イラストレーターや、アクロバットリーダーは聞いたことがあるかと思いますが、その仕組みを作ったのがこのアドビadobe【ADBE】です。

では、注目され続けてきたこのアドビadobe【ADBE】が、2021年の今から、再度テンバガー(10倍株)化が可能なのかを再考をしてみました。

今、アドビadobe【ADBE】に投資すべきなのか、あなたの投資判断に役立つ独自企業分析を行っています。

*ちなみに、アドビをアドベと読む人が多いみたいです。アドベじゃなく、アドビです。

この記事で解決できるあなたの悩み

アドビadobe【ADBE】が何の会社か知りたい。

アドビadobe【ADBE】の製品は何がすごいのか知りたい。

アドビadobe【ADBE】の株価チャート、推移などが知りたい。

アドビadobe【ADBE】の業績、決算発表結果、財務諸表が知りたい。

アドビadobe【ADBE】の決算日や配当日、配当が知りたい。

アドビadobe【ADBE】の今後の株価方向性が知りたい。

などに効いてきます。

GABURO
GABURO

この記事を書いた人

GABUROです。

不動産投資で月20万円の不労所得を得ています。

これからの余剰金長期投資は、米国株1択かな?と思っています。

アドビadobe【ADBE】について早速検討していきましょう。

アドビadobe【ADBE】が何の会社か知りたい。

アドビadobe【ADBE】がどんなビジネスをしているのかを知る。

アドビadobe【ADBE】は、Photoshop、Illustrator、Premiere Pro、Acrobat DCなど、デジタルコンテンツ作成のハイパーブランドを複数有する会社です。つまり、コンテンツ作成、文書管理、デジタルマーケティングおよび広告のソフトウェアやサービスを、客層としてクリエイティブプロフェッショナルやマーケティング業者向けに提供している会社。製品およびサービスは、強力な複数コンテンツのオペレーティングシステム、デバイス、およびメディアで、コンテンツを作成、管理、配信、測定、最適化、関与することができます。コンテンツ作成のデジタルメディア事業、マーケティングソリューションのデジタルエクスペリエンス事業、従来事業の出版(売上高の5%未満)事業の3つの部門で事業を展開しています。

特に注目したいのは、彼らが築いてきたこれらハイパーブランドなしには仕事が成り立たない職業を沢山作ってきたことです。また、これらの製品を使いこなせること自体がデジタルスキルのポートフォリオと考えられ、共通認識かされていることが強みです。

もっと言えば、これらのサービスをサブスクリプション製品として提供している点です。単価は2000-3000円/月となりますが、あまりにも利益率が高い。驚異的な利益率が彼らのビジネスを支えています。

アドビadobe【ADBE】の社名の由来は?

アドビadobe【ADBE】は、1982年にチャールズ・M・ゲキシとジョン・E・ワーノックにより設立され、1983年に法人化されました。 「アドビAdobe)」の由来は、カリフォルニア州ロスアルトスにあるジョン・E・ワーノックの自宅の裏に流れているアドビクリーク(Adobe Creek)という川の名前から。

なーんか、どこかのストーリーに似てますね。ちょっと違うかもですが、amazonも川の名前でしたね。あんまり日本では、利根とか、隅田とか、長良とか、木曽とかの川の名前由来の会社名は聞かないのですが、思い入れがあったのでしょうね。なんかノスタルジック!

アドビadobe【ADBE】のテリトリーは?

https://www.adobe.com/

アドビadobe【ADBE】が最も影響力を持つエリアはやはり圧倒的にアメリカ本土で58%となっています。

また、EMEA(Europe、the Middle East、Africaの頭文字をとった略語で、その名の通り、ヨーロッパ、中東、アフリカ)が26%、アジアが16%。

ここまで日本に浸透していて、16%なんだったら、アメリカではいかに浸透しているかとということを想像するのは難しくないですね。

アドビadobe【ADBE】の製品は何がすごいのか知りたい。

アドビadobe【ADBE】のAdobe Creative Cloud はオールマイティなデザインソフト

すべての人に「つくる力」をコンセプトにしています。Adobe Creative Cloudがあれば、どこでも制作スタジオにできるほど、機能が充実したコンテンツ作成アプリケーションになっています。このサービスでは、デザインや動画編集に必要なクリエイティブアプリとサービスが一式そろっているので、ひらめいたその場で自在にアイデアを形にできるのが魅力です。

Adobe Creative Cloud
https://www.adobe.com/

上記にある個別単品でのサービスを使用することも可能なのですが、オールインワンパッケージとしての販売をしています。写真編集する人は、写真編集だけで終わらずに、動画編集もするケースは多いですよね。

それらの機能を分けてアプリ化していますが、使えるサービスブランド自体を一本化する。より顧客にとってシームレスにサービスが受けられる仕組みを提供しています。そして、この事業ももれなく順調です。

アドビadobe【ADBE】のAdobe Creative Cloudの伸び
https://www.adobe.com/

上記のように、毎年10数%の伸びで有料の顧客を獲得しています。

アドビadobe【ADBE】のアクロバットDCは文書やり取りの基本

アドビadobe【ADBE】のアクロバットサービス伸び
https://www.adobe.com/

PDFを読む機会はあなたも多いと思います。最近では、パソコンに標準インストールされていますが、PDFから文字を読み取ったり、分解して張り付けたり編集するなどの便利な機能を使おうとすると、やはり有償での使用をされるケースがあると思います。

実際、私も有償アカウントを購入しています。

データを見ていると、順調に約20%ほどずつ伸びているのがわかりますね。こちらも成長ドライバーになっています。

アドビadobe【ADBE】の株価チャート、推移などが知りたい。

アドビadobe【ADBE】の株価チャート、推移は下記の通りです。

アドビadobe【ADBE】の株価チャート、推移(日足)
trading viewより

アドビadobe【ADBE】の株価チャート(週足)

アドビadobe【ADBE】の株価チャート、推移(週足)

アドビadobe【ADBE】の株価チャート(月足)

アドビadobe【ADBE】の株価チャート、推移(日足)

10年チャートが綺麗なチャート過ぎて、ため息がでます。どこかで見たような気が・・。

そう、amazonとかと一緒ですね。ここ半年くらいは踊り場で、次の上昇までのパワーを溜めているようなイメージがあります。

アドビadobe【ADBE】のPER推移

アドビadobe【ADBE】のPER推移

PER55倍付近は、伸びているテック企業としては、順当なイメージを個人的に持っています。

アドビadobe【ADBE】のPBR推移

アドビadobe【ADBE】のPBR推移

アドビadobe【ADBE】のPBR推移を示していますが、19倍は高い?この指標ってわかりにくいですよね。いつかどこかでこの数値の感覚値の身につけ方を習得し、シェアしようと思います。

アドビadobe【ADBE】の業績推移、決算発表結果、財務諸表が知りたい。

アドビadobe【ADBE】の業績推移を示しています。

アドビadobe【ADBE】の通期売上高営業利益推移

過去5年平均の営業利益伸び率が40-80%を推移していて、平均55%の伸びを示しています。この影響もありこの5年で株価は5倍になりました。

別の記事で、5年で10倍の株価になるテンバガーの見つけ方をまとめていますが、10倍にまではならなくとも、少なくとも5倍を実現してきた会社です。

その時の記事はこちらです。

アドビadobe【ADBE】の業績推移 4半期決算

アドビadobe【ADBE】の四半期売上高営業利益推移

直近ではさらに急成長しており、おそらくコロナの影響で、電子データのやり取りが増えたからだろうと思います。そして、この影響はますます強まるでしょう。今後に期待ができます。

一方で、売り上げも4半期ごとに10%以上の伸びを示しており、驚異的な成長力を持っています。

今後の業績予想

アナリスト予想は、430ドル~550ドルと想定されていますが、株価は想定を大きく突き抜けてきました。しかし、2022年もさらに売上、及び利益を14%伸ばすと予想していますし、

ここには載っていないのですが、米国株四季報によると、この傾向は2023年まで続くと予想されています。ますます頑張ってほしいところです。

アドビadobe【ADBE】の決算日や配当日、配当が知りたい。

アドビadobe【ADBE】の本決算は11月。あとは、3カ月ごとの4半期ごとの発表になっています。

また、次でアドビadobe【ADBE】はずっと無配です。ずっと、自社事業に投資を続ける会社なのです。

アドビadobe【ADBE】の直近の業績ハイライト 2020年12月決算短信

★売上高・・・前年同期比 14%増の 34.2 億ドル(市場予想は 33.6 億ドル)
〇デジタルメディア部門…前年同期比 19%増の 25 億ドル(市場予想は 22.9 億ドル)
〇デジタルメディア部門の年間経常収入(ARR)…前年同期比 21%増の 101.8 億ドル
(市場予想は 101.4 億ドル)
〇定額制サービス収入…前年同期比 16%増の 31.2 億ドル(市場予想は 31 億ドル)

★調整済み EPS・・・2.81 ドル(市場予想は 2.66 ドル)

★営業利益・・・前年同期比 21%増の 15.4 億ドル(市場予想は 14.4 億ドル)

★研究・開発関連支出…前年同期比 12%増の 5.58 億ドル

150 億ドルの自社株買いプログラムを発表

第 1 四半期(12 月-1 月期)ガイダンス
★売上高・・・37.5 億ドル(市場予想は 35.1 億ドル)

★調整済み EPS・・・2.78 ドル(市場予想は 2.59 ドル)

2021 年度ガイダンス
★デジタルメディア部門売上高の伸び・・・19%増
決算総括
素晴らしい決算だった。引け後の OTC 取引で、株価はほとんど変わっていない。

(マネックス証券レポートより)

となっていました。

注目したいのは、2016年 11 月期(12 月 2 日まで)には定額制サービスが売上高に占める割合は 5 年前の 11%だったのに対して、 78%に大きく上昇していることです。

この企業ほど、サブスクリプション制に上手にビジネスを移行させた企業はないとも言われます。

アドビadobe【ADBE】の今後の方向性が知りたい。

さて、アドビadobe【ADBE】の現在のビジネス、株価や、業績推移について解説しましたが、あなたの企業分析のお役にたてましたか?私としては、アドビadobe【ADBE】はこれからも伸び続ける企業と確信しており、その理由は下記3点です。

アドビadobe【ADBE】の戦略1 サブスクへの完全移行とアップセル

これまではローカルでの単価販売ビジネスから、サブスクへの移行がうまく行かせるための仕掛けで株価を引っ張ってきました。今後は、クリエイティブクラウドでのシームレスな使用感を売りに、1つのサービスを使った顧客に対してのアップセルをことごとく行うでしょう。

一つのサービスを使用する顧客は、平均的に3つ以上のサービスを購入しているようです。この数を増やす、単価を上げる。この顧客のライフタイムタイムバリューアップ戦略が非常にうまい企業です。

アドビadobe【ADBE】の戦略2 株価上昇のための企業努力

アドビadobe【ADBE】は株価上昇させるための自社株買いを常に行って来ています。これは、配当性向を高め、見た目に投資家への還元をわかりやすくするのとは少し違います。逆に言えば、今後何年も、継続的に株価を挙げていくための手法を取っており、内部留保を高め、”今の株主への還元を高める発想”なのです。これからの株主も期待はしているでしょうが、この手法であれば、もともとの大株主たちも、全く無税で自身の資産を増やすことができるわけですから。

アドビadobe株価還元
adobeより

そして、この自社株買いは上記のように4年も連続して続けてきています。ますます増やしていくように見えます。今後に期待ができますよね。

市況が彼らの価値を高めるお手伝いをする

今後のボーダレス社会と、コロナとの共存を実現させるには、アドビadobe【ADBE】の製品は人々の創作意欲を刺激し続ける強力なビジネスツールでありながら、かつ、エンターテインメントツールになっていくでしょう。

人々の楽しみが奪われつつあるこの世界に、新しい楽しさを与える企業。

それがアドビadobe【ADBE】なんだと思っています。

また、純利益伸び率が15%を継続できると予想して、

GABURO
GABURO

GABUROはアドビadobe【ADBE】がさらなるテンバガーになれる可能性がある会社だと思ってます。

ただ単に営業利益の伸びだけで10倍になるまでを計算すると16年かかる計算ですが、自社株買いや、優位性のある市場を開拓し続けることで10年くらいで達成できるかもしれません。

これからも人々に素晴らしい製品を届けて欲しい、応援したい会社です。

(ただ決して投資推奨しているわけではないです。)

さて、まとめです。

この記事で解決できるあなたの悩み

アドビadobe【ADBE】が何の会社か知りたい。

⇒アドビadobe【ADBE】は、Photoshop、Illustrator、Premiere Pro、Acrobat DCなど、デジタルコンテンツ作成のハイパーブランドを複数有している会社でした。

アドビadobe【ADBE】の製品は何がすごいのか知りたい。

⇒デジタルコンテンツを作っている人たちに取って、圧倒的なブランドであり、かつ、使いやすい仕組みを提供しています。どこでも製作スタジオにしてしまうほど、ソフトウェアが洗練されています。

アドビadobe【ADBE】の株価チャート、推移などが知りたい。

⇒過去5年で5倍になりました。現在も非常に堅調な株価チャートになっています。

アドビadobe【ADBE】の業績、決算発表結果、財務諸表が知りたい。

⇒毎年55%の利益率を出しています。今後は、15%ほどの利益伸びが予想されています。

アドビadobe【ADBE】の決算日や配当日、配当が知りたい。

⇒11月決算で、配当なしです。

アドビadobe【ADBE】の今後の株価方向性が知りたい。

⇒配当がない分、自社株買いに積極的です。今後に期待できる銘柄です。

ちなみに、他に伸びる銘柄をお探しですか?GABUROのとっておきの企業選定手法を下記で解説もしています。

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