米国個別株を購入するべきか?

米国個別株は購入するべき?

さて、日本で株もやったことがない人からすると、

いきなり米国株というのはハードルが高すぎるかも知れません。

米国株が買える証券会社も数が限られていますし、

その選別だけでも最初は悩むかも知れません。

その上、そもそもそのような難解な障壁を乗り越えてまで

米国個別株を買うべきか?と言われると、

ある人は100%イエスというでしょうし、多くのひとはNOと言い切れないで行動には起こさない。

そんなところかと思います。

結論から言えば、年利10%近い高いパフォーマンスが欲しいと思うなら

取り組んでもいいかも知れません。

数日で数%くらいは変化する世界なので、10%なんてすぐに変化します。

それでも、割合安定した株価を示す銘柄をうまく狙えば安定した資本増加を狙えます。

短期投資?長期投資?

投資の世界で短期か、長期かというと、かなり感覚の違いがあります。

そのため、ここでは短期=数年、長期=10年以上のイメージで話します。

基本、一度買った株を10年以上持ち続けることは難しいかというと、

買ってすぐに価格が下がり、株に全く興味を無くしてしまったなら

10年くらいまつのは大したことはありません。

しかし、上がるかな?下がるかな?というワクワク感が続く数週間~半年くらいで頻繁にチェックしている人が大幅に価格変動した際に耐えられるかというと、利益確定、もしくは損切のどちらにしても我慢できる人の方が珍しいです。

そのため、ふつふつと沸く青白い情熱をもって、「この株を買ったら10年は持ち続けよう、値段が下がったら押し目買いして株数を増やそう。」と思う人はかなり決断力と忍耐力のある人ということになります。

リーマンショックや、コロナショックがあっても常に立ち直ってきた株価というもののパワーを信用して、まずは持ち続けると決意するなら、やはり長期保有の方がメリットがでるでしょう。

長期に保有する米国株銘柄選択で押さえておくべき5つのポイント

銘柄選択で必要なことは将来性でしょうか?割安性でしょうか?

投資の専門家からしても、この価値判断には千差万別の教えがあります。

一方で、世界一有名ともいえるバークシャーハサウェイ社のウォーレンバフェット氏の発想からすると、「人々の生活に深くかかわり。人々がそのサービスを使い続ける企業の株を買う」

これが王道と言われています。

だからこそ、バフェットもコカ・コーラ株などをずっと購入し続けるわけですね。

では、どんな銘柄だったら彼らのような大家も納得するのでしょうか?

それはひとえに、圧倒的に強い会社を選ぶということです。

圧倒的に強いとは、

■過去何十年も高配当増配を継続させている。

 ⇒株主還元指向が強く、安定した成長と利益を稼ぐ能力があることが証明されている。

■世界中の人がそのサービスを使っている。

 ⇒誰も追従できないほどのブランド力を持っており、人々がこれからも期待し続ける。

そして、上記コンセプトを満たすにも関わらず、高すぎない。

という点で、毎年追加購入、若干売却を繰り返しています。

長期投資にオススメの銘柄5選!

では、長期投資にオススメの企業を下記に記載します。

■コカ・コーラ

⇒どこまでも強いブランド力があり、アルコールに頼らない世界では最も拡販力を持っている。

 配当性向が高く、基本は3%台の利回りが狙えるし、とにかくバフェット銘柄ということで最も有名。

 実はっ過去58年も増配を繰り返しており、去年実績では配当性向90.9%!稼いだら全部株主に返す。こんな会社あります?

■P&G

⇒ジョイとか、色んなブランドがありますが、とにかく生活必需品として日本人にもなじみがある。

 過去、64年間連続増配をしており、配当性向も59%とトップクラス。配当性向が50%を超えている時点で、何があろうとも株主に還元しなければならないと思っている会社であることがよくわかりますし、これからも人々はこの会社にお世話になり続けるでしょう。

世界展開の企業なので、リーチできるエリアが増えれば底なしにマーケットを拡げられる点で、コカ・コーラも超える売り上げ金額を誇ります。10%株価が下がったら安い!と言って買い足しできるイメージが持てる会社ですね。

■マクドナルド

⇒言わずと知れたファーストフードの会社。日本人に取ってひょっとすると最も身近な存在かも知れません。アベノミクス以前の彼らの戦略は、100円マックなどで逃げ切り、最近ではテイクアウト需要も高まり毎週末は渋滞が起こるほど。創業者レイクロックは、マクドナルドという看板で、世界一の不動産企業を画策しているといいます。いつもいい場所にしか店舗がないですもんね。健康志向かというと別ですが、人々はこれからも買い続けるでしょう、すばらしいブランド力です。

■スリーエム

⇒ペッタメモ=付箋で有名ですね。スリーエムはテープなどの製作のみならず、数多くの日常生活用品を作っている企業です。じつはこの会社も63年間の連続増配を繰り返していて、配当性向63%です。地味だけど、ずっと残り続ける会社。そんな地味なイメージが好きな人は投資を継続しやすいでしょうね。

■アップル

⇒ご存知のiphone製造元。ブランド力は言うまでもありません。あなたはこの会社の製品をいくつ持っていますか?私は個人的に3台前までずっとiphoneを使っているし、今も5台所有しており、妻にも子供にもiphoneを持たせています。最近では取った写真の管理に使いやすいので、サブスクでicloudを契約する始末。ここからは離れられない・・。アメリカの全企業の売上の中でもウォルマート、amazonに続き第3位です。

とまあ、みんなが知っている会社ばかりを上げて来ていますが、身近な、よく知っている企業を買う。

というのが株式投資のセオリーと言われています。

個人的にはひねくれものなので、ちょっとエッジが立った企業を見つけると、そちらを買いたくなるのですが、投資では王道の方が儲かりはしないかもですが、お金を減らさないことには繋がるかもです。

・・・上記の記事を書いて1か月。

この間の私の知識量はうなぎのぼりでしたが、現在の投資戦略において方向性が変わってきました。

現在はやはり個別株に注力するのがダイナミックでいいなと考えています。しかし、リスクは高くなるためちゃんと銘柄選定が必要で、一番知識向上にお勧めしたい記事は下記となっています。

また、初月から40万円稼いだGABUROがおすすめする証券会社3選も下記で紹介しています。