アマゾンAmazon【AMZN】2022年4月四半期決算発表1Qの最新決算分析

4月28日の直近のAMAZON【AMZN】決算発表結果をまとめました。

2022年月29日はアマゾンAmazon【AMZN】の2021年4月度決算の発表日でした。

結果を速報します。

こちらがアマゾンの結果速報。ハイライトは下記。(マネックス証券レポートより)

第 1 四半期(1 月-3 月期)実績
 売上高・・・前年同期比 7.3%増の 1164.4 億ドル(市場予想は 1164.3 億ドル)
アマゾン・ウェブ・サービス純売上高…前年同期比 37%増の 184.4 億ドル(市場予想は
182.5 億ドル)

×× 営業利益…前年同期比 59%減の 36.7 億ドル(市場予想は 54.2 億ドル)

×× 1 株当たり損失・・・7.56 ドル(市場予想は 8.40 ドルの黒字)

× 営業利益率…3.2%(市場予想は 4.7%)

× サービス業務支出…前年同期比 23%増の 202.7 億ドル(市場予想は 193 億ドル)

第 2 四半期ガイダンス
×× 売上高・・・1160-1210 億ドル(市場予想は 1250.1 億ドル)

×× 営業利益・・・10 億ドルの赤字-30 億ドルの黒字(市場予想は 68 億ドルの黒字)

決算総括
1-3 月期決算(第 1 四半期)の、売上高は予想範囲内だったものの、1 株損益が予想外
の赤字となった。北米での営業利益率がマイナスとなっている。また、第 2 四半期の売
上高の見通しが予想をし下回ったほか、営業損益は赤字の可能性も示唆している。決算
受け時間外で株価は 9%下落。

GABURO
GABURO

楽しみにしていた決算が最悪の悪夢になりました。

はっきり言ってNASDAQや全米国株に影響のあるアマゾンですから、

今後の潮目を変える大きいな引き金となりえます。

しかしよく覗いてみましょう。

アマゾンAmazon【AMZN 】4月1Q決算の注目ポイントは?

アマゾンAmazon【AMZN】決算2021

ちなみに、アマゾンAmazon【AMZN】の前CEOジェフベゾスさんのポリシーしってますか?

ポリシーは、当期利益を出さないってことでした。

これまでアマゾンAmazon【AMZN】が売り込まれた時は多くありましたが、大抵は経営陣の見込み売上と営業利益が出なかったとき。

長期目線の投資家はジェフペゾスの経営ポリシーを理解、根っからの投資家は安く仕込んで長い目で見ていました。ただし、今回はちょっと意味が違ってそうなのです。

今回の決算ですが、最も注視している物販売上が鈍って、最終損益が赤字を出した点が重視されています。

内訳をみると、物販が落ちた代わりにクラウドの売上が順調すぎるくらいに順調で37%伸びたものの、この売上は187億ドル。対する物販は511億の売上で7%の売上げ減少でやはり主力が落ちる影響が大きい。

いかに利益がいいと言っても、物販のもうけが落ちるとこれは取り返せない様です。

とはいえ、これらの統合した、本業での最終営業利益は36億ドルでした。全期よりも57%もダウンしていますが、これはいいとしましょう。

営業利益が落ちた理由としては、基本的には輸送費、コロナ後の人集めに余分に人件費を使ったことに由来しているため一過的とみれなくもない。インフレ圧力も理由にしており、ここで20億くらったと言い訳しています。まあ、一過性と思いたいです。ただ、このペースでインフレが起こり続けると、さらに利益圧縮要因であることがイメージできてしまう。

私が個人的に気になったのは以下のポイントです。

彼らはEV自動車メーカー、米リヴィアン・オートモーティブに出資しているが、今期はこの株式評価損を70億ドル以上食らっていて、(前期は100億ドル上乗せ要因となっていた。)正直、最終損益はリヴィアン次第で黒にも赤にもなる状況になってしまっています。

GABURO
GABURO

つまり、リヴィアンとアマゾンは運命共同体になったのです。

そのため、テスラのような企業がさらに伸び、リヴィアンもこれに追従できるならアマゾンも成長する。しかし、利益が延びないならアマゾンも沈む・・。

という会社になってしまったわけなんですね。

本音を言えばかなり独自性が薄まって悲しいです。

今後、リヴィアンの株価も見ないといけないし、その評価損益を見ながら業績を見て・・

ってやってられないと思う今日このごろなのでした・・・。

ますますややこしい状況になったアマゾンAmazon【AMZN】。

あなたは追い続けますか?

アマゾンAmazon【AMZN】の決算日は3月、6月、9月、12月となっており、本決算は12月です。

次回の業績発表は7月末です。

ちょっと不安ですが見届けたいです。