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GABUROです。
米国株(アメリカ株)テンバガー候補銘柄探しが得意です。
インテュイティブサージカルIntuitiveSurgicalISRGをご存知ですか?
医師のロボット手術システムダビンチ(ダヴィンチ)を提供する世界一のベンダーです。
彼らの企業を分析することは、あなたを資産を増やすことになるかも知れません。
なぜなら、すでに初値2000年6月の初値6ドル付近から、直近1000ドル越えと、何と166倍に株価上昇してきた銘柄です。
あまりにも期待され、かつ、実績を示してきた会社なんです。
現段階はチャートも決算もよくさらなる長期目線でも、インテュイティブサージカルIntuitiveSurgicalISRGに投資すれば、大きな利益を得て頂けるかも知れません。
では早速、インテュイティブサージカルIntuitiveSurgicalISRGについて解説します。
- インテュイティブサージカルIntuitiveSurgicalISRGは何をビジネスにしている会社か
- インテュイティブサージカルIntuitiveISRG の業界での強みは何か
- インテュイティブサージカルIntuitiveISRGのビジネス上の優位性と競合
- インテュイティブサージカルIntuitiveISRGの2021年8月第二四半期決算速報2Q
- インテュイティブサージカルIntuitiveISRGが株式分割を発表、権利落ち日は2021年9月27日
- インテュイティブサージカルIntuitiveISRGの株価チャート(日足)
- インテュイティブサージカルIntuitiveISRGの株価チャート(週足)
- インテュイティブサージカルIntuitiveISRGのPER、PBRの推移
- インテュイティブサージカルIntuitiveISRGの四半期決算売上、営業利益推移
- インテュイティブサージカルIntuitiveISRGのキャッシュフロー推移
- インテュイティブサージカルIntuitiveISRGの今後の方向性が知りたい。さらなるテンバガー(10倍株)候補銘柄になりうるか?
インテュイティブサージカルIntuitiveSurgicalISRGは何をビジネスにしている会社か
インテュイティブサージカルIntuitiveSurgicalISRGは、ダビンチ(ダヴィンチ)という医師の手術をサポートするロボット手術システムを販売している会社です。ロボット手術システムダビンチ(ダヴィンチ)はアメリカはもちろん、日本でも、世界でも急速に導入を増やしており、この勢いは留まるところを知りません。
ロボットの世界をご存じですか?ロボットは、通常多関節で動くハードと、それをコントロールするコントローラーというパソコンで動いています。その性質を決めるものは、ハードが即座に反応するスピードだったり、滑らかさだけではなく、操作パネル(コントローラー)の使いやすさや、その習熟度れレベルがものを言う世界です。つまり、ロボットの使い方をサポートするシステムと一緒に販売されます。
インテュイティブサージカルIntuitiveISRG のビジネスは、単発のロボットを売るだけでなく、その後の研修、サポート、保守費用などで稼ぐビジネスモデルを展開しています。
インテュイティブサージカルIntuitiveISRG の業界での強みは何か
インテュイティブサージカルIntuitiveISRGの強みとしては、何と言っても圧倒的世界一、70%のシェアと、ブランド力、そして、研修システム、サポート、保守システムの統合性です。
医師の世界では、学会発表と論文が権威につながり、権威のある影響力ある医師がどのシステムを使うかで若い医師に浸透していくかが決まります。通常、東大、京大、慶応大、ー医科大などの教授、それから基幹病院と言われる地域で名の通ったー県立病院、ー市民病院などの部長クラスが、彼らのシステム導入の決定権を持っています。
インテュイティブサージカルIntuitiveISRGは圧倒的に、それら影響力ある医師らに採用されるシステム構造を醸成しています。理由は、実績を大事にする医学の世界で、圧倒的に先例を作ってきたこと、医師の成長をサポートし、成長した医師が、若い意志を育成するサポートもしてきたこと。これらが大きく影響し、現在では、ダビンチ(ダヴィンチ)を使えるか?ということが、医師の技能ポートフォリオに組み込まれるようになってきました。だから伸びているんですね。
特に、日本の脳外、心臓外科、胸部外科、整形外科・・などなど、外科領域で特に精密な手術を必要とする世界で導入されています。日本の医師は手先が器用なので、まだ本格導入が爆発的に伸びているとはいいがたいですが、アメリカなどでは爆発的に導入されています。
1台単価は、米国内では1-1.5億円で販売されており、日本では2-3億で販売されていて、単価が高いビジネスというのもよい部分です。
インテュイティブサージカルIntuitiveISRGのビジネス上の優位性と競合
インテュイティブサージカルIntuitiveISRGの売上構成的には、ハードの売上が約55%、システム(ソフトウェア)が約25%、保守などのサービスが約15%となっています。
もともとは米軍の医療技術が民間に移管、1999年にインテュイティブサージカルIntuitiveSurgicalISRGが初めて製品。ダビンチ(ダヴィンチ)は世界シェア7割と圧倒的な地位を固めています。
そして、適応分野は、脳外、心外、泌尿器、婦人科、胸部外科、消火器外科など多岐にわたり、この適応分野の拡がりこそが市場拡大になります。大病院で1つ採用されたとして、オペ室に1台あれば、複数科での共同使用が可能となり投資効率も有利になりますので、基本は大病院優先で採用されており、だからこそ影響力もさらに高まります。
ただし2019年に特許が切れました。そのため、例えば日本国内だと、産業用ロボットを手掛ける川崎重工業と医療機器メーカーのシスメックスが共同出資し設立したメディカロイドが、2020年8月に厚生労働省から製造販売承認を取得し、国産初の手術支援ロボットヒノトリを発売したりしています。
ただし、2020年には930台の導入がされまだまだブランド力は健在です。後程、直近の決算数値をご覧にいれます。
ダビンチ(ダヴィンチ)を使用した手術軒数
コロナ禍でもこれまで通りのオペ軒数があり、過去は右肩上がりです。
ダビンチ(ダヴィンチ)導入軒数
新規でのシステム導入は、コロナの影響もあり、2020年度は936軒でありましたが、積み上げ軒数は当然伸び続けています。また、成長市場である米国、EU、アジアなどでも順調に成長しています。
インテュイティブサージカルIntuitiveISRGがサポートするアプリ
さすがはシェアNO1の会社ですよね。アプリを配布して、自信のオペのスピードを計測したり、全米での平均値をメルクマールに評価できたりするんです。こういうの、職人気質の外科医ならワクワクですよね。
インテュイティブサージカルIntuitiveISRGの2021年8月第二四半期決算速報2Q
第 2 四半期(4 月-6 月期)実績
売上高:前年同期比 72%増の 14.6 億ドル(市場予想は 12.6 億ドル)
⇒ダビンチ(ダヴィンチ)売上台数・・・前年同期比84%増の328台(市場予想は274.32
台) ◎
EPS、1 株当たり利益(一部項目を除く):3.92 ドル(市場予想は 3.07 ドル)◎
純利益(NON-GAAP):4.77 億ドル(前年同期は 1.32 億ドル)◎
⇒第 2 四半期売上高、調整済み EPS はともに予想を上回り、ダビンチ(ダヴィンチ)売上台数が予想外の売上に!!パンデミック中に延期された手術への復帰が反映されていると言っています。
通期ガイダンス
21 年度の売上総利益率は売上高の 70.5%-71.5%、21 年度の営業費用は 17%-21%増
加見込み。21 年度下半期の税率は 21%-22%の予想。患者はスクリーニングと診断検査に戻り始めている。ヨーロッパでのロボット手術の成長は健全だったが、国によって異なる。カスタマーサポート、ローンチの実行、地域のパフォーマンスに焦点を当てた活動を実施。中国のロボット手術の伸びは他の地域よりはるかに高かったとのコメントがありました。
業績絶好調です!そして・・・
インテュイティブサージカルIntuitiveISRGが株式分割を発表、権利落ち日は2021年9月27日
8月5日の情報となりますが、インテュイティブサージカルIntuitiveISRGが、1株に対し3株への株式分割の取締役会での承認を発表しました。10月5日が権利落ち日となるので、今から分割までがチャンスですね。調整は来ますが、基本は上昇余力が高い状況にあると思います。
2021年9月27日の基準日の営業終了時に登録されている株主は、基準日に保有していた株式1株につき2株の追加株式を受け取ることになり、2021年10月5日に分割調整後の株式の取引が開始される予定です。
インテュイティブサージカルIntuitiveISRGの株価チャート(日足)
株価も絶好調ですね。
インテュイティブサージカルIntuitiveISRGの株価チャート(週足)
週足でおってみると、コロナ時期に大分心配されていましたけれど、需要の後食いがわかったので直近でさらに買われることになっています。株主資本もきれいに上がり続けている。最高の投資対象ですね。
インテュイティブサージカルIntuitiveISRGのPER、PBRの推移
PERは76倍付近、PBRは11倍付近で安定推移しています。
インテュイティブサージカルIntuitiveISRGの四半期決算売上、営業利益推移
コロナで沈んた1期を除き、ほぼほぼ調子がいいのがよくわかります。直近決算で強さを証明しましたね。
インテュイティブサージカルIntuitiveISRGのキャッシュフロー推移
注目は、営業CFがしっかり伸びていて、経費をかけずに取り組んでいることがわかります。つまり、ブランドで売れる体制を構築できた証拠ですね。特許切れも意に介さないキャッシュフロー推移です。
インテュイティブサージカルIntuitiveISRGの今後の方向性が知りたい。さらなるテンバガー(10倍株)候補銘柄になりうるか?
インテュイティブサージカルIntuitiveISRGは、直近の決算発表で、通期の予想を大幅に超えると報告しました。この価格を現状、市場は織り込み済みなっているわけですが、アナリストの予想は1030ドル付近になっています。ですので、買い上げていくと、それ以上のバリューで購入することで減価が予想もされるわけですね。
事実、1030ドル付近にタッチすると一旦下げ圧力があるようなので注意していきたいところです。
ただし、過去経緯をみると、1000ドル付近に来ると3倍の株式分割を行い、3年で元値に戻すという成長ぶり。これがもう一回くると信じられるなら、乗るのが吉!?
インテュイティブサージカルIntuitiveISRGは確実に伸びますね。
今後も楽しみですが、エントリーが難しい!
さて、まとめです。
インテュイティブサージカルIntuitiveISRGの企業分析は以上です。(ちなみに、この記事は個人の意見を記載しているもので、決して購入をお勧めしているわけではないです。)
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