ビットコインが反応。アマゾンAmazon【AMZN】がビットコイン等(暗号資産仮想通貨)での決済を導入する方針!?

ビットコイン価格

Amazonの求人情報に、「デジタル通貨とブロックチェーンの技術者求む」と記載

先週オンラインで公開されたAmazonの求人情報に、「デジタル通貨とブロックチェーンのプロダクトリード」を求めています。と記載されました。 インサイダーからのこの投稿の存在が報告された後、ビットコインは40,000ドル近く急増!

アマゾン株も約1%の株価が上昇しました。

記者団の求めに応じて、アマゾンAmazon【AMZN】関係者はこのように語っています。

「私たちは暗号通貨の分野で起こっている革新に触発されており、これがAmazonでどのように影響いていくかを模索しています。未来は、現代的で迅速かつ安価な支払いを可能にする新しいテクノロジーに基づいて構築されると信じており、その未来をできるだけ早くアマゾンの顧客に提供したいと考えています」

また、 このアマゾンAmazon【AMZN】の動きについて、同日、 モーニングスターの記述はこうなっています。

オンライン小売大手アマゾン・ドットコム<AMZN>が分散型P2P取引に不可欠なブロックチェーン(分散台帳)技術の専門家の募集を開始したことが分かった。「ビットコイン」などの暗号資産(仮想通貨)や独自の暗号資産による代金決済システムを構築するもよう。 アマゾンはブロックチェーンのほか、暗号資産に関する専門家を募集しており、採用後はブロックチェーン技術を使っているクラウドベースのデータセンターサービス「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」などの社内チームと協力し、仮想通貨による代金決済システムの構築から導入までのロードマップ(行動計画)を作成するとしている。 アマゾンの広報担当者は声明文で、「できるだけ早い時期に仮想通貨による代金決済を実現したい」としている。ただ、アマゾンが代金決済のため、独自の仮想通貨を開発するのか、または、既存の仮想通貨を受け取るのかは明らかにしていない。

モーニングスター(直訳)

アマゾンは現在、顧客に暗号通貨での支払いを許可していません。しかし、AWSはブロックチェーンテクノロジーインフラストラクチャ製品を販売しています。他のテクノロジー企業は最近、暗号通貨の分野にさらに進出しています。4月、PayPal Holdings Inc.は、Venmoアプリの一部の顧客にデジタル通貨の購入、販売、保持を許可し始めました。PayPalアプリに暗号通貨取引を追加した後、同社は、この機能を使用する人々は、変更前の2倍の頻度でログオンしたと述べました。テスラ社(億万長者イーロン・マスク率いる)暗号通貨に対してどっちつかずです。同社は以前にビットコインの購入を受け入れましたが、暗号通貨マイニングでの化石燃料の使用に関する懸念を理由に、5月に意見撤回しました。マスク氏は今月、ビットコインマイニングがより再生可能エネルギーに移行するにつれて、電気自動車メーカーは暗号通貨の受け入れを再開する可能性が高いと述べました。

数年前のイベントで、Amazonの最高経営責任者であるAndy Jassyは、同社はブロックチェーンの開発を注意深く見守っていたが、テクノロジーについて懐疑的な口調を示したと語った。「分散型元帳を使用するよりもはるかに幅広いブロックチェーンの実用的なユースケースはまだ多くありません」とJassyは、AWSを率いた2017年の企業イベントでの記者会見で述べました。「テクノロジーはクールだと考えているため、テクノロジーを構築しません。お客様の問題を解決できると考えた場合にのみテクノロジーを構築します。そのサービスを構築することが、それを解決するための最良の方法です。」

ブルームバーグ(直訳)

上記から考えると、amazonはビットコインなどの決済を受け入れる準備をし始めているものの、まだ構築前段階であり、いきなり市場にインパクトが出るというものではありません。

アマゾンAmazon【AMZN】が「暗号通貨を採用したいと伝えるニュース」だけで、ビットコインが15%以上の上昇

ただし、アマゾンAmazon【AMZN】が「暗号通貨を採用したいと伝えるニュース」だけで、ビットコインが15%以上の上昇を見せたのは市場の強い期待感があるということですね。

ただし、ビットコイン15%反応の理由は アマゾンAmazon【AMZN】だけではなく、仮想通貨交換所ルノのアジア太平洋地域責任者、ビジェイ・アイヤー氏の意見によると、「今回の急伸は、過度のレバレッジによるショートが恐らく背景にあるだろう」とも伝えています。

ちなみに、24日は、米ツイッターのジャック・ドーシーCEOが決算説明会で、Twitterの関連サービスにビットコインを導入する考えを明かしています。ツイッター自体は若干マネタイズが下手な印象がぬぐえないため、どう生かすかは正直よくわかりません。

ただし、ジャックドーシーさんは過去度々仮想通貨には触れていますので、今後何か考えてはいるんでしょう。

*ちなみに、この記事公開後、すぐにamazonから声明が出されました。ネット上でささやかれている話は具体的ではないと。まだ決まってないんだよってことです。でも、リサーチくらいは始めるんでしょうね。

アマゾンAmazon【AMZN】は7月29日引け後、決算発表を控えています。

クラウドサービス「AWS」の動向が今回も注目ポイントの1つとなりそうですが、コロナ下で加速したオンライン販売事業の成長ペースが保たれているかという点は注目。

また、ジェフ・ベゾス氏がこの7月にCEOから退任しアンディ・ジャシー氏が正式にCEOに就任したことで、同社の経営方針に何らかの変化があるのかどうかということもマーケット関係者の間で注目されされています。

GABURO
GABURO

ちなみに、私はこれからもアマゾンAmazon【AMZN】推しです。

アマゾンAmazon【AMZN】 についてまとめた下記記事を再度参考して下さい。

アマゾンAmazon【AMZN】 の最新決算内容はこちらです。