モデルナmoderna【MRNA】の今後の株価チャート推移見通し

モデルナMRNA
moderna HPより

さて、2018年にIPO公開した最近話題のモデルナmoderna【MRNA】が10倍株(テンバガー)になれるのか?今後の株価推移が気になりますか?

ここでは、あなたの投資判断に役立つ網羅的な独自企業分析を行いました!

この記事で解決できるあなたの悩み

 モデルナmoderna【MRNA】が何の会社か知りたい。

 モデルナmoderna【MRNA】の製品は何がすごいのか知りたい。

 モデルナmoderna【MRNA】の株価チャート、推移などが知りたい。

 モデルナmoderna【MRNA】の業績、決算発表結果、財務諸表が知りたい。

 モデルナmoderna【MRNA】の決算日や配当日、配当が知りたい。

 モデルナmoderna【MRNA】の今後の株価方向性が知りたい。

 などに効いてきます。

GABURO
GABURO

この記事を書いた人

GABUROです。

不動産投資で20万円の不労所得を得ています。

これからの余剰金長期投資は、米国株1択かな?と思っています。

さて、早速検討していきましょう。

【最新業績】 モデルナmoderna【MRNA】 の2021年8月、2Q、第二四半期決算結果(5-7月分)と直近のニュース

下記の記事でまとめています。よろしければご一読を。

モデルナmoderna【MRNA】が何の会社か知りたい。

モデルナmoderna【MRNA】は簡単にいうと、他社が真似できないRNAワクチン開発メーカーです。

モデルナmoderna【MRNA】は、2010年設立、2018年12月にバイオテクノロジー企業として上場しています。同社のメッセンジャーRNA(mRNA)技術は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンの開発で、その有効性が即座に実証され、2020年12月に米国FDAで承認されました。

本年2021年初め時点で、24のmRNA開発プログラムを有し、このうち13プログラムの臨床試験が進められています。プログラムは、感染症、がん、循環器疾患、稀少な遺伝子疾患など、広範な療法分野を対象としています。

また、モデルナmoderna【MRNA】が作成した新型コロナワクチンは日本では武田薬品が輸入販売しています。

モデルナmoderna【MRNA】のワクチンは何がすごいのか知りたい。

モデルナmoderna【MRNA】が製造する、mRNAワクチンの良さは、開発が早く、新型に変位しやすいコロナウイルスに最も素早く対応できるワクチンと言えます。

モデルナmoderna【MRNA】のワクチンは他社で作れないのか?

いいえ、作れます。実は、コミナティという米ファイザーと独ビオンテックが共同開発したワクチンで、「mRNAワクチン」も話題です。

日本では、2021年2月に国内初のワクチンとして特例承認され、6月7日段階で1600万回以上の接種が完了している。2021年中には、ファイザー・ビオンテック製のワクチンが合計1億9400万回分供給される見込みとなっています。

つまり、競合は沢山いる。そして、競合の規模感によっては脅威が生まれる可能性があるということを示しています。

モデルナmoderna【MRNA】のワクチンの今後の競争優位性

mRNAタイプでないワクチンと比べると、有効性、安全性、保存性、使用の利便性で優位があるとされる一方で、他の大型製薬会社と比べた場合のサプライチェーン、流通、および競争圧力の面でリスクがすでに生じているとの見方が示されるケースがあります。

例としては、先ほど挙げたファイザーの攻勢が影響してきたり、ベトナムで我々が知らないメーカーが作り出したり、色々と玉石混淆の競合がでてきています。

しかしながら、一度取ったブランド首位というのは非常に強いもので、例えば日本で言えば、高血圧の薬はファイザーのノルバスク、糖尿病薬はジャヌビアなど、先発で売れた薬はその後数年はブランド浸透によりずっと売れ続けるケースが想定されます。

なによりも、世界一承認審査が厳しい米国のFDAで早期承認を取ったようなメーカーですので、今後も安心安全簡便な良いイメージはつきまとうでしょう。

特に、今後競合が作ってくるワクチンがあると言っても、それらも必ず副反応などのチェックと、承認審査が必要となり、常にモデルナワクチンと比較されるはずです。

そう、先行者利益を取ったこの会社は、今後もさらに世界中でブランド力を向上させると考えていいでしょう。

モデルナmoderna【MRNA】の株価チャート推移などが知りたい。

モデルナmoderna【MRNA】の株価チャート、推移は下記の通りです。(以下データはマネックス証券より。)

モデルナmoderna【MRNA】の株価チャート推移

モデルナmoderna【MRNA】の株価チャート推移
trading viewより

モデルナmoderna【MRNA】株価チャート推移は、ぽこぽことウェーブを描きながら、堅調に推移しているイメージに見えます。投資家心理が表れているチャートですね。どうしよう、このまま株価が上がるだろうか、いや、買われすぎだ・・とか、集団心理が色々交錯していますが、全体としては上昇基調にある。

波の高低で見たときに、大きな波は底が株価110ドル付近から株価160ドルを超えたあたり、つまり50%株価が伸びたあたりで一回調整してきました。次の波は、前回の底まで下がらずに株価130ドル付近をキープし、株価180ドルあたり、つまりまた、株価が50%くらい伸びたあたりを目安調整してきています。

直近では、150ドル付近の株価から、220ドル付近の株価まで上昇してきている局面ですので、これまでの流れでいうと、大きく下げだすタイミングです。

ここですでに株を持っている人は、一旦手放すか、今は仕込まない方がいいというイメージを持つかもしれませんが、判断に重要なのは、大きなイベントがないかという点ですね。

モデルナmoderna【MRNA】株価チャート推移を見てきましたが、今後が非常に気になります。

この記事の最後の項で最新の決算発表も見てみることとします。そこで判断しましょう。

モデルナmoderna【MRNA】のPER推移 8月9日更新

モデルナmoderna【MRNA】のPER推移
trading viewより

PERは180倍付近から40倍へ。ちょうどスポットが当たってる会社としては、これはまだまだ安いですね。

モデルナmoderna【MRNA】のPBR推移 8月9日更新

モデルナmoderna【MRNA】のPBR推移
trading viewより

こちらも、22倍は高めのイメージですが、買われすぎかの判断は迷います。

モデルナmoderna【MRNA】の業績、決算発表結果、財務諸表が知りたい。

モデルナmoderna【MRNA】の業績推移を示しています。

モデルナmoderna【MRNA】の通期業績推移 8月9日更新

モデルナmoderna【MRNA】の通期売上高、営業利益の業績推移

残念ながら、期待されるほどの収益は全くでていませんが、昨年1年で過去4年分以上の売上となっており、好調な伸びのようです。ただし、利益転換が遅れており今後の業績見通しがたたないと、この決算資料をみる限りでは、非常に買いにくい状態と言えます。

moderna【MRNA】の四半期業績推移 8月9日更新

モデルナmoderna【MRNA】の四半期売上高、営業利益の業績推移

直近で劇的に売り上げと営業利益を出しました。このことで、PERは激安局面まで下がったのですね。

モデルナmoderna【MRNA】の配当や配当日、決算スケジュールが知りたい。

モデルナmoderna【MRNA】は配当を出していません。また、モデルナmoderna【MRNA】の決算スケジュールは、本決算は12月で、その他、3カ月ごとの4半期決算となっています。

以下は過去決算の報告です。

モデルナmoderna【MRNA】の直近の業績ハイライト 2021年5月決算短信

第 1 四半期(1 月-3 月期)実績
★売上高・・・前年同期比 22990%増の 19.37 億ドル(市場予想は 22.23 億ドル)

〇コロナワクチンの売上高・・・17 億ドル

★1 株当たり利益(一部項目を除く)・・・2.84 ドル(市場予想は 2.34 ドル)

★純利益・・・前年同期比 1083%増の 12.21 億ドル(前年同期は 9.83 億ドル)

★R&D 費用 ・・・ 4.01 億ドル(前年同期は 1.15 億ドル)

第 2 四半期ガイダンス
★コロナワクチンの提供・・・2-2.5 億回分

2021 年通期ガイダンス
★資本投資・・・ 4.5-5.5 億ドル

★コロナワクチンの提供・・・8-10 億回分

2022 年通期ガイダンス
★コロナワクチンの提供・・・4.66 億回分まで

決算総括
2021 年 1-3 月期決算で売上高が市場予想ほど伸びなかった。バイデン米政権が新型コ
ロナワクチンの特許権の一時放棄を支持すると 5 日に表明し、収益減につながるとみた
売りも出た。
売上高は販売実績がなかった前年同期と比べ 242 倍の 19 億 3700 万ドルだ
った。このうちコロナワクチンが 17 億ドルを占めた。

ただ、市場予想(20 億 6000 万ドル)には届かなかった。最終損益は 12 億 2100 万ドル

(マネックス証券レポートより)

となっていました。

注目したいのは、つ、ついに!営業利益は黒字化したってことです!!成長が加速しているということですね。ただし、特許はオープンになってしまった分、短期的には利益が下がる要因になります。とはいえ、その1時放棄した特許を、いつか取り返してチャージすれば、ロイヤリティが入ってくるため、今後の交渉に期待ですし、


ステファン・バンセル最高経営責任者(CEO)は決算説明会で世界の生産能力を考慮する
と「特許を放棄しても供給量は増えないだろう」と指摘してします。モデルナ株は売り一巡後は下げ幅を急速に縮める場面もあったようです。

また、アナリストの意見を下記に引用します。

モデルナについて、コロナワクチンの売上高が今年200億ドル(約2兆1900億円)、来年には100億〜300億ドルになるとの予想を示している。

ジェフリーズ・グループのアナリスト、マイケル・イー氏

来年には100億になってしまったら、売上半減ですが、最大は150%伸びる可能性があるってことですね。ちょっとバクチ感ありますが、楽しみです。

モデルナmoderna【MRNA】の今後の方向性が知りたい。

さて、モデルナmoderna【MRNA】のビジネス、株価チャート推移や、業績推移について確認し、持論を展開させて頂きましたが、あなたはドキドキしましたか?私は正直言ってドキドキしました!

(変異株対応を 3 回目に接種「抗体が増加」 モデルナ公表)
新型コロナウイルスのワクチンを開発した米バイオ企業モデルナは 5 日、3 回目の追加接種によってブラジル型や南アフリカ型の変異株に対する抗体が多くなることを確認したとする臨床試験の初期の結果を公表した。発表によると、モデルナ製のワクチンを2 回接種し、6-8 カ月が経過した 40 人の血液を調べると、40 人中 37 人は通常の新型コロナに対する抗体は高いままだった。一方で、約半数はブラジル型と南ア型の変異株に対する抗体が検出できなかったという。

この 40 人を 2 グループに分け、1、2 回目と同じワクチンと、新たに開発した変異株に対応したワクチンをそれぞれ追加接種した。2 週間後に血液を調べたところ、変異株に対する抗体が増えたことが全員で確認できたという。変異株に対応したワクチンを打った方がより効果がある傾向も確認した。深刻な副反応はなく、これまでの臨床試験で報告されているのと同様だったという。ステファン・バンセル CEO は「変異株に対して、ブースター(追加免疫)効果をねらうという戦略について自信を深めるデータだ」とする声明を出した。

(マネックス証券レポートより)

結局のところ、ワクチンの特許放棄はかなりしんどい指示を受けたわけなのですが、何回かベースとしてモデルナワクチンを使用したあと、変位株のワクチンを接種するという3回打ちが業界標準になるかも知れません。

ということは、ベースのワクチンは2回分人々は打たれて、毎回変位があるごとにモデルナmoderna【MRNA】のワクチンを打ち変えるわけですね。つまり、サブスクリプションみたいな使われ方が想定されるので、これは間違いなく事業としても継続利益になりますね。

このことが、継続的なビジネスに収益としてどこまで影響を持つかは予想が効きませんが、非常にモデルナmoderna【MRNA】の今後の株価に期待したいしころです。

また、直近の1Qでは営業利益が6割、当期利益も6割ある非常に優秀な会社です。このペースで伸びるならいいのですが、今後は売上伸びがどこまで伸びるかで、株価の上昇はきまるでしょう。確信がないのはつらいですが、伸びしろは非常にあるため、少量は仕込んでおきたい銘柄です。

GABURO
GABURO

GABUROはモデルナmoderna【MRNA】は非常に収益力の高い会社になる可能性があると思っています。10倍となるかは現段階では不明ですが、少なくともポテンシャルはあるかと。

本記事で、決してモデルナmoderna【MRNA】への投資推奨するわけではないですが、

もっと早く、もっと安く、人々に素晴らしい製品を届けて欲しいです。

ちなみに、他に伸びる銘柄をお探しですか?GABUROのとっておきの企業選定手法を下記で解説もしています。参考にしてください。

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