【速報】マルケタ(マーケタ)marqeta【MQ】2021年8月第2四半期決算2Q 発表。Googlepayと協業の影響は?

マルケタ(マーケタ)marqeta【MQ】2021年8月第2四半期決算2QGooglepay

【最新】マルケタ(マーケタ)marqeta【MQ】2021年8月第2四半期決算、2Q(5-7月分)の決算結果

第2四半期決算

売上高 1.22億ドル(予想1.08億ドル) で◎
売上高成長率 前年同期比+76.2% で◎

EPS 結果-0.29ドル(予想-0.10ドル) で×

今後のガイダンス
  第3四半期売上高 結果1.17(1.14~1.19)億ドル(前回予想9964万ドル)

マルケタ(マーケタ)marqeta【MQ】2021年8月第2四半期決算、2Q(5-7月分)の決算結果
trading viewより

終値からアフターで10%ほど下げました・・。

早めに見切るのか、売上は予想以上なのでガチホかは以下を読んで決めて下さい。

なぜマルケタ(マーケタ)marqeta【MQ】の株価が下がるのか?

粗利も38%でてるし、本来はいいビジネスです。ただし、純損失の出方が半端なかったですね。

彼らの言い訳は、粗利益の大幅な増加が従業員関連費用の増加によって相殺されたため、純損失は前年比61.4百万ドル(865%)増加して68.6百万ドルになりました。っていってます。

つもり、誰かにお金払ったってことなんだと思って資料分析してみたら、従業員への支払いを、前年同期の300%くらい払ってるんですよね。

しかも、売上122,266ドルに対して、報酬とメリット 95204ドル。実に売上の78%がこの3か月で報酬に消えている。営業原価62%を超える額なんですよね・・。これはすごい、というか、ひどい。

ストックオプションを損失計上するとこうなるのでしょうけど、一括計上したかどうかはちゃんと読んでないのでわからず、案分計上だったら、今後も事業が傾くくらいの損失になり得る。すっごいインパクトですね。アメリカンドリームだなーと笑い飛ばしたいところです。

ちなみに、7月のニュースで、マルケタMarqetaがRandyKernを最高技術責任者に任命したと発表しています。以前セールスフォースSalesforceで最高技術責任者およびインフラストラクチャエンジニアリングのエグゼクティブバイスプレジデントを務めていた人なので、めっちゃインパクトあること間違いなし。マルケタのエグゼクティブチームに増強がされているのは間違いなく、会社全体の技術進歩を推進するのに役立ちます。

たーだーしー。いくら払って来てもらったかは不明です。

ちなみに、私の知るストックオプションは、本来的に通常株式と同じ位置づけで考えていたので、法人が損金算入するイメージはなかったのですが、下記のように可能だそうですね。

https://www.soico.jp/stockoption-accounting/#%E8%A8%88%E4%B8%8A%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%A4%EF%BC%9F

税制非適格無償ストックオプションについては、発行時点や案分での損金算入が可能だそうです。

なーるほど、勉強になりました。ゾメトリーの初回決算もそうですけど、給与上乗せみたいにして払うSOが最近のトレンドなんですかね・・・。初回決算ミスは流してしまって、従業員の報酬を優先するとういことですね。それはそれで、まあ・・納得ですね。

下記は発表までに書いてきた記事です。参考まで。

マルケタ(マーケタ)marqeta【MQ】2021年8月第2四半期決算、2Q(5-7月分)の決算日はいつか?

マルケタ(マーケタ)marqeta【MQ】の2021年第2四半期決算(2Q)(5-7月分)の発表は8月11日を予定しています。

この決算では、下記の市場予測に対して、どれほど上振れするか?もしくは、下がるかということが注目されていました。

マルケタ(マーケタ)marqeta【MQ】の最近の大型ニュース。Googlepayと協業決定。

カード発行会社である マルケタ(マーケタ)marqeta【MQ】 社は、7月29日(木)のプレスリリースで、同社のプラットフォームが新しいバーチャルGoogle Payとの協業を発表しました。

新しいバーチャルGoogle Payバランスカードは、おサイフケータイに組み込まれたバーチャルカードを通じて、Google Payの残高を利用することができ、加盟店で利用することができます。

これまで、Google Pay残高のあるユーザーは、残高を個人間の支払いや、Play StoreやYouTubeなどのGoogleが所有する対象店舗での購入に利用したり、銀行口座に残高を振り込んだりすることができました。

マルケタ(マーケタ)marqeta【MQ】 の発行する新しいバーチャルカードを利用することで、Google Payユーザーは、Google Payの残高から直接購入することができます。

マルケタ(マーケタ)marqeta【MQ】 の創業者兼CEOであるJason Gardner氏は、「現代のカード発行の力は、Google Payのようなアプリにカードを埋め込み、消費者のお金との関わり方を変える、まったく新しい商取引のベクトルを作り出すことができることです」と述べています。

「Marqetaの最新のカード発行プラットフォームは、世界で最も革新的な企業がゲームを変えるような製品を大規模に実行するのを支援できるように設計されており、Google以上にこれを体現している企業はなかなかありません。Google Payと連携できることを光栄に思います」と述べています。

Marqeta社は、Google Payのバランスカードに加えて、Square、DoorDash、Instacartなどの顧客をリストアップしています。

コロナの影響で、現金や物理的なデビットカードでの支払いからの移行に伴い、非接触型決済やおサイフケータイの利用が急増しています。 マルケタ(マーケタ)marqeta【MQ】 の技術により、カード所有者は、カード番号を手で入力することなく、即座に支払いを開始することができます。

マルケタ(マーケタ)marqeta【MQ】 は6月に12億3,000万ドルの新規株式公開(IPO)を行っており、公開後に株価は最大21%上昇しました。

IPO価格を20ドルから24ドルと予想していた同社は、最終的に1株あたり27ドルで4550万株を販売しました。

マルケタ(マーケタ)marqeta【MQ】 は、Nasdaq Global Select Marketにおいて、「MQ」というティッカーシンボルで取引されています。

マルケタ(マーケタ)marqeta【MQ】 の現在の株価

 マルケタ(マーケタ)marqeta【MQ】 の現在の株価
tradingviewより

公開時価格を下回っており、買い場と言えます。もちろん、この2Qの決算で、激買われになるか、このまま沈んでいくのか・・。注目ですね。

ちなみに、前回書いたまとめ記事はこちらです。

こちらにも登場しますよ。