イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】をご存知でしょうか?テンバガー化が期待できる、簡便かつ感度と特異性がある、大腸がん診断を提供するバイオサイエンス企業です。
日本人の死亡率NO1はがんによる死亡です。イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】はがんの中でも最も死亡率の高い、大腸がん(日本での死亡率NO1)の診断を容易にする診断技術を提供する会社です。
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】のビジネスや、優位性を理解すれば、今後の成長を確信できるでしょう。事実、スタートアップ時の8ドル付近の株価が、今では120ドルを超えており、すでにテンバガー(10倍株)以上になっています。
この記事をしっかり読んで、多くの投資家が注目する前に投資すれば、大きな利益を得て頂けるものと思います。
この記事を書いた人
GABUROです。
米国株(アメリカ株)テンバガー狙いで、
毎月40万円くらいの利益を得ています。
では、イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】について早速紹介していきましょう。
- イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】は何の会社か
- イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】のビジネス優位性は?
- イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】の株価チャート、推移などが知りたい。
- イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】の業績推移、決算発表結果、財務諸表が知りたい。
- イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】の決算日や配当日、配当が知りたい。
- イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】の今後の方向性が知りたい。
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】は何の会社か
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】のビジネス
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】は、コロガードCologuardと呼ぶ、便によるがんのデオキシリボ核酸(sDNA)スクリーニングテストを提供しています。世界で最も基準が厳しいと言われる米国FDAに承認された、米国で初めてで、唯一の結腸直腸がん向けの便DNA検査を医療機関や、個人に提供しています。また、肺がんの血液によるがん診断=リキッドバイオプシーの技術開発と今後の提供を予定している会社でもあります。
彼らの提供するスクリーニングや診断技術は、米国がん協会の大腸がんスクリーニングガイドラインにも掲載されるなどを根拠に、多くのがん専門医などが採用、推奨しています。今はアメリカだけですが、今後世界展開するとワールドワイドに大きな影響力をもつでしょう。
マルチターゲットアプローチと呼ばれる技術を利用して、結腸直腸癌および前癌(一般的な他の検査では前癌までのスクリーニングは難しいです。)に関連するデオキシリボ核酸(DNA)およびヘモグロビンバイオマーカーを検出します。コロガードCologuardテストは、便中のDNAマーカーを複数種、そして、ヘモグロビンを同時に検査できる簡便さが売りです。
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】の検査は世界一権威あるガイドライン群に認められている
がんの治療に対して、医師が何を治療方針のために採用するかを知っていますか?
それはガイドラインです。特に有名なのは、米国臨床腫瘍学会(ASCO)ガイドライン、全米総合がん情報ネットワーク(NCCN)ガイドライン、英国国立臨床研究所(NICE)、欧州臨床腫瘍学会(ESMO)ガイドラインなどです。
これらのガイドラインを知らないでがん治療に挑む医師は100%もぐりと言っていいでしょう。特に化学療法を行う医者なら全員が知っておくべき情報であり、日本の医師でもちゃんと熟読できていない勉強不足の医者も多いです。最悪、患者側がこのガイドラインに遵守しない治療を選択した医師を訴えたら勝訴する確率が高くなります。それほど重要視すべき指標です。
特に、イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】が最初に作った乳がんの診断オンコタイプDXについては、ランドマークとなるTAILORx試験の主要解析結果が The New England Journal of Medicine 誌に掲載され話題になりました。オンコタイプDX乳がん再発スコア検査により、化学療法が奏効する患者群を特定することに成功。現在では、100万人以上に使用されるようになっており、言い換えると、お墨付きの診断手法になってきているのです。
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】のビジネス優位性は?
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】がターゲットとするのは死亡率が高いがん種、乳がん、大腸がん
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】が最初にターゲットとしたのは、乳がんです。再発進行乳がんは特に死亡率が高く、遺伝子の違いにより、化学療法を使い分ける必要があります。この遺伝子検査をイグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】は提供しているのです。
また、イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】の次のターゲットとなったのが、大腸がん。正確には、結腸直腸がんと言われますが、進行してしまうと、KRAS遺伝子という抗がん剤が効くかどうかの遺伝マーカーなどを測る必要があります。しかし、日本でもステージの低い初期がんの段階から、この遺伝子を測ってくれる専門医や施設が常にあるわけではありません。これには、全体の治療計画をがん専門医ほどは立てられない医師の知識不足や、保険上の問題で遺伝子検査が高く、そもそも病院経営的にNGとなるケースなどがあります。
大腸がん検査のコロガードCologuardテストの優位性
そこで、コロガードCologuardテストの優位性を述べると、今後の治療方針を立てる場合に本来ならば専門医が知っておくべき遺伝子型などの情報を含めて、患者が初回の糞便検査を1回行うだけで、前癌状態を把握し、癌に罹患しているかの確率を知り、かつ、癌進行時に専門医が今後の治療計画を立てるために必要な遺伝子情報を含めて、4つもの情報を1回で得ることができるのです。
大腸がん検査のコロガードCologuardテストの簡便性
そして、圧倒的に使いやすくなっています。このコロガードCologuardテストはFDAによりその効果が認められていて、個人宅にキットとして届きます。
こんな小型の箱で、特に凍結保存も必要ない。糞便を指示通り取って、送り返すだけのめちゃくちゃ簡便パッケージなのです。
大腸がん検査のコロガードCologuardテストで具体的に何が測れるか
コロガードの説明についてはHPから引用します。
私たちのマルチターゲット便DNAテスト(Cologuard)は、生物学、化学、分子生物学の原理を使用して開発されました。結果として、それは1つの便利で非常に効果的な前癌および癌スクリーニング検査にパッケージ化された技術の強力な組み合わせです。糞便DNAベースのテストを作成する際に、結腸直腸癌の検出において可能な限り最高の感度を確保するために、最も識別力があり有益なバイオマーカーを組み込むことを目指しました。そのため、このテストには、タンパク質バイオマーカー(ヘモグロビン)、7つの異なるDNA点突然変異バイオマーカー(KRAS遺伝子)、および2つの異なるDNAメチル化バイオマーカー(NDRG4およびBMP3)が含まれています。1つの追加のDNAバイオマーカー(ベータアクチン遺伝子)は、適切な量の糞便DNAが個々のサンプルごとに分析されることを確認します。このマルチマーカーアプローチは、ExactSciencesの科学プラットフォームの際立った特徴です。
ExactSciences
今後、医師、患者に最も求められる15領域で、検査ビジネスを拡大する
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】は、メイヨー・クリニックの世界クラスの臨床医や研究者と協力しており、乳がん、大腸がんに留まらない、最も致死的な15のがんに関連するバイオマーカーを特定しようとしています。
がんの治療は、昔から、そしてこれからも切除が基本。また、がんが大きい場合には切除前に、化学療法を行うケースも増えています。目的は切るサイズを小さくして、オペによる侵襲性を下げることにあります。そして、最近のトレンドは、この化学療法が効くかどうかを、予め調べてから実行する時代に移っています。なぜなら、ある遺伝子型の人は、化学療法が全く効かないので無意味ですし、逆に効く可能性が高い人はどんどん化学療法を取り入れた方がオペ成功率が上がるからです。
これは、乳がん、大腸がんに留まりません。肺がんとか、あらゆる固形癌に必要とされる考え方ですし、切除不能の進行ステージになった場合は、治療選択肢が化学療法しかないので、100%遺伝子型を調べるべき状況が待っています。
高い診断効率が求められている分野が沢山あって、15ものがん種全てにチャレンジしようとしているのが、イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】なのです。つまり、ターゲットとしている市場が果てしないということです。
リキッドバイオプシー技術を獲得した。
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】は、2020 年 10 月に革新的なリキッドバイオプシー検査を開発したスライヴ・アーリアー・ディテクションを最大 21 億 5,000 万ドルで買収すると発表しました。
その期待買いで、一時150ドル付近までつけており、スライブが開発したCancerSEEKは、通常生検でないと発見できない卵巣がんを血液だけで発見できると報告されており、この技術にも多くの注目が集まっています。
他のオンコロジー領域の診断技術と完全にシームレスに融和する技術だけに、この買収は彼らの強みを何倍にも増すでしょう。今後のがん診断技術のトップランナーになり得ます。
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】の株価チャート、推移などが知りたい。
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】の株価チャート、推移は下記の通りです。
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】の株価チャート、推移(日足)
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】の株価チャート、推移(日足)を示しています。
日足で言えば、95ドル付近の底値より、過去抵抗線となり得る120ドルを簡単に抜けてきていたので強いかと思いきや、7月末の決算でミスしました。現状は、この抵抗性をギリギリ守れるかというところでしょう。上向きになるためには、次回決算までの待ちが発生すると思います。
ちなみに、2Q決算発表で、3Qの売りは420ミリオンー435ミリオンダラーが予定されていて、この値は前期比で数%伸びを予想していることになります。
ちょっと、赤字企業にしてはあり得ない伸びの鈍化ですよね・・。今回の2Qは2桁伸びで追われたのは、前期の2Qがえらく凹んだからにすぎません。正直、勢いは感じません。
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】の株価チャート、推移(週足)
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】の株価チャート(週足)を示しています。
期の週足でみると、ちょうど2020年初頭の40ドル付近を底に、70ドル付近、直近の90ドル付近は右肩上がりのサポートラインになっているように見えます。ちょうどこのサポートラインはいまだと100ドル付近かなと。ただし、決算ミスもあるし、強いサポートではなさそうな印象があるので、さらに割り込み、90ドル、もしくは、70ドル付近がサポートラインかと。
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】のPER推移
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】のPERは推移データが取れませんでした。赤字の会社ですし・・。
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】のPBR推移
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】のPBRは6.0倍で、まあ、期待されている企業ならこんなものなのかな?とか思っちゃいますね。最近、日本株の方で、三菱UFJ銀行のPBRが0.48倍になっていると言われており、激安セール中だそうですよ。バリュー株に投資したいなら、そちらがお勧め。あくまで、このブログはテンバガー(10倍株)を狙っています。
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】の株価予想
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】の株価予想は、前回アナリスト予想では70-150ドルの範囲内でしたが、今回の決算ミスでざっくり70-100ドルとなっています。
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】の業績推移、決算発表結果、財務諸表が知りたい。
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】の本決算業績推移
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】の本決算業績推移を示しています。
笑えるほどの大赤字を継続していますね。これでも企業ってやっていけるのがすごい。売り上げは最低70%でマシマシになっていますが、営業利益をさらに赤字拡大しています。現状は売上のみを追い続けるステージでいいってことですね。そして、この赤字体質はまだ数年続くと予想されています。
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】の4半期業績推移
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】の4半期業績推移を示しています。
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】はどんどん赤字を拡大しています。それでも株価が上がっているのはなぜでしょうか?これまで、継続的に市場拡大のための研究開発、及び、試験参画などで、自社技術が市場で“実際に使える”までをサポートすることに徹する経営でした。そして、この傾向は少なくとも数年継続する想定ではあるものの、EPS の赤字額は当年度をピークに来季から年々減少し利益体質に成長していくものと予想されています。黒字転換しだす頃には、さらに大きく株価が上がることでしょう。
ただ、この利益を見て買い進める人は、よほどこの会社のビジネスを理解している人でしょう。まともな投資家は変えない水準で、普通の会社なら上場廃止ですね。スタートアップだからこそ実現できる数字です。
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】のキャッシュフロー推移
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】のキャッシュフロー推移を示しています。
注目してほしいのはこの表なんですよ。ついに、通期決算において、営業キャッシュフローが+転換しているんですよね。つまり、今後は通常の営業で、利益を確保できる体質に変わってきている可能性があります。今後数年で黒字体質にしていくという意味も理解できるように思います。
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】の決算日や配当日、配当が知りたい。
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】の本決算は12月。あとは、3カ月ごとの4半期ごとの発表になっています。
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】の配当日、配当
配当日、配当推移を確認しましたが、現在のところ無配当となっています。当然かもしれませんが、まだ長い間配当はしないと予想します。
イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】の今後の方向性が知りたい。
さて、イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】の現在のビジネス、株価や、業績推移について解説しましたが、あなたの企業分析のお役にたてましたか?
そもそもこの会社の良さは、普通の会社ではでビジネスにできない赤字が見えているビジネスを、マルチターゲット化、ユーザービリティ向上、エビデンスを確立する力で市場に価値を提示し続けている点です。
赤字を何年も継続させていても、投資家が買い進めるほどこの企業のやっている事には価値があるわけです。多くの人の命を守ることに貢献している素晴らしい会社。
2020 年 10 月、イグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】は、革新的なリキッドバイオプシー検査を開発したスライヴ・アーリアー・ディテクションを最大 21 億 5,000 万ドルで買収発表しました。その期待買いで、一時150ドル付近までつけましたね。この買収のれん代も発生するので、過去の赤字体質は継続確定でしょうけれど、スライブが開発したCancerSEEKは、通常生検でないと発見できない卵巣がんを血液だけで発見できると期待されている技術を手にいれました。この意味では、これまでの延長線上の赤字とは一線を画す企業になっているわけです。そもそもリキッドバイオプシーができれば、医療自体が大きく変わる、これも革命的技術なのです。
リスクとしては、まだまだ赤字体質なので、これからも同じような株価がずっと続くかも知れません。しかし、事業が黒字化した瞬間に、ほとんど確実に今の水準よりは株価があがるでしょう。なぜなら、赤字を継続していてもアーリーアダプターの投資家は技術のすばらしさを評価して買ってきているので、それ以上の収益体質になれば、リスクを嫌う投資家群でも投資しやすくなり、さらなる資金を呼び込むはず。つまり、数年後、株価数倍ということは全然あり得ることなのです。
GABUROはイグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】に注目しています。
2020年から企業体質が変わったのでいいかとは思いますが、かなりリスキーな銘柄ではあります。
さて、まとめです。
今回のイグザクトサイエンシズ(エグザクトサイエンス) Exact Sciences【EXAS】については以上となります。
さらなるテンバガー(10倍株)化も十分あり得るような期待の技術を多数有しています。普通のファンダメンタルズ分析では投資する機会はつかめません。しかし、頭を真っ白にして、この企業が今後提供する世界に対するインパクトに、長い目で投資するなら、必ずあなたに恩恵がもたらされることでしょう。
ちなみに、他に伸びる銘柄をお探しですか?GABUROのとっておきの企業選定手法を下記で解説もしています。参考にしてください。
合わせて読みたい↓2021年おすすめ銘柄
初月から40万円稼いだGABUROがおすすめする証券会社3選