GABUROです!
今日はちょっと銘柄探索の方向性についてお話します。
IPO一辺倒からの脱却?
このところ、注目のIPO、若い会社に特化で情報提供をしてきましたが、
そろそろバリュー株、テーマ性の検討も必要な時期に差し掛かっているようです。
金利上昇局面では、多くの場合ハイパーグロース、グロースは全体の成長が見込みにくくなります。
基本は借金で売り上げを立てていくビジネスが多いので、新規借り入れ時の収益を圧迫しますし、
インフレーションが同時に起こってくる場合には、そもそも収益率が低い会社はさらに淘汰されやすくなります。
つまり、これまでは20件の監視銘柄で5件は調子がよかったのに、2,3件しか成長を安心できない局面がやってきたということです。
では、IPO投資はやめる?いや、そんなことを言っているのではなくて、
収益力ある銘柄を見極める必要があるってことですね。
影響はどの程度続くのか
この影響は、過去の相場をリサーチした結果、1カ月や2カ月の影響ではありません。
通年どころか数年トレンドになる可能性も秘めています。
そのため、うかうかしていると振り込んだ銘柄の株価がどんどん下がってしまい、見るまに売れなくなり、塩漬けになってしまった挙句、他のセクターでの伸びに投資する原資を失って、結果株式市場からの退場とういこともありえます。
機動的に動くか、もしくはじっとタイミングと銘柄をリサーチして、自分のなかでカチっと何かがなるまでは自問自答を繰り返す時期が必要ですね。
少なくとも恒大集団の影響、金利上昇、インフレの3点の影響は加味したい。
現在、株式市場が下がる要因をしっかり意識していきましょう。
とにかく強い銘柄であっても、確実に全体の市場に影響を与える可能性があるイベントの軽視は非常に危険です。
まずは10年債金利をよく見て、原油価格などの経済基板となる価格のインフレーション、影響度不明の恒大集団他、中国関連の不動産会社のデフォルトの影響を、ニュースだけではなく、自分なりにシナリオを想定しておくべきですね。
こんなとき何に投資するのがいいのか?
リサーチの結果、インフレ局面では新興国系(今はロシア〇、インド〇、中国は×)、バリュー系(ファンダメンタルズが良く見逃されている系)、テーマ(エネルギーなど)が伸びやすい局面と思われます。
IPOに妙味はなくなってきたので、監視は続けますが、色々他も見てみようかなと興味が沸いてきまいた。
また面白い銘柄見つけたらしょうかいしますね。