「会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方」を米国株(アメリカ株)で実践してみた。

この記事で解決できるあなたの悩み

1:米国株(アメリカ株)の10倍に伸びる株(テンバガー)や、100倍に伸びる株を見つけたい。

2:米国株(アメリカ株)の企業分析を始めてみたものの、何を基準に銘柄を選べばいいかわからない。

3:米国株(アメリカ株)の企業分析の方法の具体的な方法が知りたい。

4:米国株(アメリカ株)の企業分析でヒットした、10倍株、100倍株の銘柄候補が具体的に知りたい。

などに効いてきます。

GABURO
GABURO

この記事を書いた人

GABUROです。

不動産投資で20万円の不労所得を得ています。

これからの余剰金長期投資は、米国株1択かな?と思っています。

さて、本題に移りましょうか。

「会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方」渡部清二さん著を読んでみた。

さて、GABUROが読んだ本はこちらです。

この本、とっても良かったです。

もともとこの渡部さんは、会社四季報を最初から最後まで、およそ2000ページすべて読む。

そんな”四季報読破”を私は20年以上、続けてきた。とのことで、かなりエッジ立ってますね。

ここまで四季報を愛しているから、この本の帯はもちろん、四季報編集部からのコメントがあり、

会社四季報オンラインでもコラムを書かれているということ。

冒頭で、テンバガーについての小話があり、ten-baggerが正しいスペルだそうで、

bagは野球のホームベースのことが語源だそうです。

そして、ホームランはfour-baggerで、4つのベース分回れることを示していて、

10倍のベースが回れるくらい突き抜けた成果を意味するらしいですね。

心の中で、へえ。を10回くらい押しておきました。(ふる!)

この本での要点はシンプルに以下でした。

10倍株を見つけるポイントはたった4つ!

1.成長性を示す「増収率」が高い

4年で売上高が2倍、年20%以上の増収を継続しているか

2.稼ぐ力を示す「営業利益率」が高い

目安は営業利益率10%以上

3.オーナー経営者で筆頭株主

個人のオーナー=トップマネジメントがベスト!

4.上場5年以内

ということ。

この意味を解説すると、

1売上がないと利益の源泉も増えない。売り上げの伸びが、最終的に利益向上と、株価向上につなかる。

2:営業利益率が高い基準としては、もと証券マンとしての業界基準で、一般的に10%以上あれば収益が高い部類に入るそうです。

3:過去の10倍株を調査したところ、その6割がオーナー企業であったということ。根拠としては、経営判断が早いなどがあるだろうと予測されています。

4:やはり会社規模は影響するようで、成長の分母が小さい方が、伸び率は高いということですね。

以上がシンプルーな理由です。

と、こんな感想を言ったところで、日本株メインでない私にとっては、

米国株(アメリカ株)投資に当てはめなければ価値がでません。

ということでやってみましょう。

米国株(アメリカ株)で増収20%、利益率10%のスクリーニングをかけてみて出てきた銘柄!

では、このあたりの銘柄スクリーニングが得意なマネックス証券の銘柄スカウターを使って見た。

銘柄スカウターの結果

この一覧は、出てきた企業一覧を、時価総額で一番小さなものから並べたものになります。

当たり前かもしれませんが、あまりにもしらない企業が多すぎます・・。

これを逆に並べると・・。

でましたね。今を時めく企業群のオンパレード。

ちょっとびっくりしたのが、武田薬品のNYSE上場株がランキングされている。

最近3700円付近で、大分利益持っていかれた苦い経験もあるので頑張ってほしいです。

(過去お世話になったと理由で、私は日本株で唯一武田薬品を昔から持っています。)

ブリストルマイヤーズも、バフェットが買った株で有名ですよね。

今回の主旨をどう生かすかなのですが、小さい株は正直全然わからない会社が多いため、

このリストから自分が知っている株を見つけることにしました。

ということで、調べたのが以下。

フェイスブック

フェイスブックは、世界最大級のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を運営する。月間アクティブユーザー数は25億人。メッセージ交換、ニュース、写真、ビデオのシェアなどで、ユーザーが互いに交流できる。動画配信サービスWatchは、プレミアムコンテンツのライブラリを構築中で、広告収入や視聴料など収益化を目指す。フェイスブック、インスタグラム、メッセンジャー、ワッツアップ、その他多くのサービスでエコシステムを構成。PCやモバイル端末から利用可能。広告収入が全体の90%以上で、地域別では半分が米国およびカナダ、25%が欧州となっている。粗利益率は80%超、営業利益率は30%以上となっている。

アドビ

アドビは、コンテンツ作成、文書管理、デジタルマーケティングおよび広告のソフトウェアやサービスを創造的なプロフェッショナルやマーケティング業者向けに提供する。製品およびサービスは、強力な複数コンテンツのオペレーティングシステム、デバイス、およびメディアで、コンテンツを作成、管理、配信、測定、最適化、関与するためのものである。コンテンツ作成のデジタルメディア事業、マーケティングソリューションのデジタルエクスペリエンス事業、従来事業の出版(売上高の5%未満)事業の3つの部門で事業を展開している。

ネットフリックス

ネットフリックスは、ストリーミング動画配信事業を展開している。動画は中国を除く世界のほとんどの国で視聴することができる。自社のオリジナル作品や他社制作のコンテンツを、パソコン(PC)やインターネット対応テレビ、また、タブレット端末、コンソール型ビデオゲーム機、Apple TV、Roku TV、Chromecastなどの家電製品を通じて配信している。2011年から米国ではストリーミングとDVDの両方の視聴が可能であったプランからDVDプランが分離された。米国の会員は、ストリーミング限定プランかDVD限定プランのどちらかを選択するか、両方を視聴したい場合はふたつのプランに加入する必要がある。

ブリストルマイヤーズ

ブリストル・マイヤーズ・スクイブは、心血管疾患治療薬やがん免疫治療薬など様々な治療領域での創薬、開発、販売を手掛ける。がん免疫治療薬分野に注力し、同分野で業界をリードしている。医薬品以外の事業を多角的に展開する競合医薬品会社と異なり、いくつかの非医薬品事業から撤退し、価格設定力が強いとされるブランド特殊医薬品(先発薬)に特化している。

アドバンスド・マイクロ・デバイシズ(AMD)

アドバンスト・マイクロ・デバイセズは、コンピューターおよび家電業界向けマイクロプロセッサーの設計を手掛ける。売上の大部分がCPUやGPUを介したパソコン市場やデータセンター市場向けとなっている。他にも、ソニーのPlayStationやマイクロソフトのXboxなど、著名なゲーム機に使用されるチップを供給している。2006年にPC業界におけるポジションを強化するためにグラフィックスプロセッサーおよびチップセットのメーカーであるATI社を買収。2009年には半導体製造部門を分社化しファウンドリー(半導体受託生産会社)のグローバルファウンドリーズを設立した。2020年には、事業を多様化し、データセンターなどの主要なエンドマーケットでの機会を拡大するために、FPGAのリーダー企業であるザイリンクスの買収合意が発表された。

タケダ・ファーマシューティカルズ

タケダ・ファーマシューティカルズ(武田薬品工業)は、日本最大の製薬会社で、2019年度の売上高は約3兆3,000億円に上る。腫瘍学、胃腸病学、神経科学、希少疾患、および血漿分画の5つを注力分野(売上高の約70%を占める)としている。収益の地理的な分散が進んでおり、米国、日本、欧州とカナダが、売上高のそれぞれ50%、20%、20%を占める。

テンセント・ミュージック・エンターテインメント・グループ

テンセント・ミュージック・エンターテインメント・グループは、中国でオンライン・ミュージックエンターテインメント・プラットフォームを運営している。コンテンツ、技術、およびデータを基盤とするプラットフォームを通じて、音楽、カラオケ、音楽を中心としたライブストリーミングサービスなどを提供している。

ホライゾンセラピューティクス

ホライズン・セラピューティクスは、専門的なジェネリック医薬品製造会社である。希少疾病およびリウマチ性疾患の患者の重要なニーズに応える医薬品の研究、開発、商品化に注力している。希少疾病およびリウマチ事業と炎症事業の2つの報告部門からなる。希少疾病、リウマチ、炎症の分野の医薬品を販売している。収益の大部分は米国で生み出されている。

以上です。

・・・最後のホライゾンも、ちょっと聞いたことあったなーくらいの企業で、

勝手に挙げてみましたが、あまりにも遠い世界で、全然日本に馴染みのある企業がでてきませんでした。

あなたが自分でさがせば、もっといい銘柄が見つかるかもしれません。

ちょっと条件を変えるともっと面白いことが起こりました。

下記の厳しい条件を、ずっと繰り返している企業はどこだ?と調べてみると・・。

でてきたのがこちら。

ここまでで先ほどのフェイスブック等も見かけるのですが、

やっぱりアルファベット(グーグルがでてきましたね。)

アルファベット(グーグル)

アルファベットは、世界最大級のインターネット企業グーグルの持株会社である。売上高ではグーグル部門が99%、このうち広告収入が85%以上。その他、Google Playのアプリやコンテンツ、YouTube、クラウドサービス、その他ライセンスによる収入、ChromebooksやPixelスマートフォンなどのハードウェア、Google Home、ネストなどのスマートホーム製品の販売による収入がある。アザー・ベッツ部門では、ライフサイエンス事業Verily、高速インターネット回線Google Fiber、自動運転車Waymoなど、ムーンショットと称される冒険的事業に投資している。営業利益率は25%~30%程度。グーグル部門では30%、アザー・ベッツ部門は営業赤字となっている。

つづけましょうか。

でてきました、TモバイルUS

TモバイルUS

TモバイルUSは、2013年にドイツテレコム傘下のTモバイルUSAと、プリペイド(料金先払い)通信サービスを専門とするMetroPCSの合併により誕生した。合併後、主要市場で全国的なサービスを提供していたが、普及には至るところで偏りが見られた。広範な普及に適した低周波数スペクトラムに積極的に投資し、地理的に事業ネットワークを大幅に拡大してきた。積極的なマーケティングと革新的なサービスが相まって、顧客基盤は急速に成長した。スプリントを買収したことで、現在の事業規模は競合他社とほぼ肩を並べるまで拡大した。ポストペイド(料金後払い)契約顧客数は、6,500万人、プリペイド(料金前払い)契約顧客数が2,100万人に上り、リテイル携帯電話市場で約30%のシェアを有する。また、America MovilsのTracFoneブランドなどを展開し、ホールセールサービスも提供している。

孫さんが買収しようとして失敗した会社ですね。

とまあ、こんな感じででてきました。

なぜ、期間が短い3年でソートしていた時にでてこなかったのが、10年にすると出てくる銘柄があるかというと、

それはおそらく平均化する計算式の問題なんだと思います。

システムには逆らえないので、

うまく使いこなす必要があるでしょう。

だから、5年の条件でも試してみたら、下記が挙がってきました。

ウェイボー

ウェイボーは、中国最大のソーシャルメディア・プラットフォームである。2016年現在、月間3億1,300万人のアクティブユーザーと1日当たり1億3,900万人のアクティブユーザーを抱えており、その多くはエンターテイメント界、スポーツ界、ビジネス界の数百万人の主要なオピニオンリーダーのフォロワーである。大株主のシナ(Sina)が、株式の49.9%、議決権の75%を保有しており、アリババが株式の31.5%、議決権の14.8%を保有している。

もっともっと厳しくするぞ!

鬼フィルターで生き残る銘柄:営業利益率10%以上、5年増益30%以上、5年利益成長30%以上、で出てきた銘柄!

このフィルターに耐え、かつ、ファンダメンタルズが絶好調の企業はこれだ!

GABURO
GABURO

GABUROの独自調査だよ。

どこにも出てない情報だよ!

ロマ・ネグラ・チア・インダストリア・アルゼンティーナ

ロマ・ネグラ・チア・インダストリア・アルゼンティーナは、アルゼンチンのセメント生産者である。セメント・組積造セメント・石灰、コンクリート、鉄道サービス、骨材、その他の5つの部門で事業を展開している。収益の大部分はセメント・組積造セメント・石灰部門からのものである。

ジェンマブ

ジェンマブは、がん治療薬の開発者で、コペンハーゲンに拠点を置く。抗体技術プラットフォームのDuoBodyやHexaBody、Johnson & Johnson社と提携している多発性骨髄腫治療薬ダラザレックス(ダラツムマブ)でよく知られた会社である。甲状腺眼症のTepezza(ホライズンと提携)および再発性多発性硬化症のケシンプタ(ノバルティスと提携)を生み出した。また、他の腫瘍適応症や自己免疫疾患を対象としたパイプライン候補も複数有している。

カークランド・レイク・ゴールド

カークランド・レイク・ゴールドは、カナダを拠点とする金の採掘、開発、探鉱を手掛ける会社で、多様な探鉱プロジェクトのポートフォリオを有する。生産鉱山には、オンタリオ州北東部に位置するMacassa鉱山コンプレックスとオーストラリアのビクトリア州に位置するFosterville金鉱が含まれる。ほかにもホルト鉱山とデートゥア鉱山を保有している。鉱山および鉱物資源プロジェクトはカナダとオーストラリアに所在する。

LGIホームズ

LGIホームズは、新築住宅の設計、建設、販売を手掛ける。戸建住宅やタウンホームなど初めて住宅を購入する顧客やグレードアップを考える顧客のための住宅をLGI Homesブランドで展開、また、高級住宅ブランドTerrata Homesも有する。自ら開発するコミュニティでは、花崗岩のカウンタートップ、家電、陶器のフロアタイルなどアップグレードされた製品が備えられた異なる間取りの建売住宅を販売している。

キデル

キデルは、迅速診断検査ソリューションの開発、製造、販売を手掛ける。製品は、迅速免疫測定、心臓免疫測定、特殊診断ソリューション、分子診断ソリューションの4つに分類される。迅速免疫測定および心臓免疫測定は、診療所、病院および救急外来、クリニック、眼科医療施設、薬局およびその他の緊急医療施設で使用されている。また、特殊診断ソリューションには、直接蛍光測定および培養検査がある。分子診断ソリューションは、多くの病院、中等度の治療を行う診療所、研究所およびその他の分野で使用されている。売上げの大半を迅速免疫測定事業が占めている。

いかがでしょうか。

貴方もときめく銘柄がありましたか?

私は個人的には、製薬は好きではありますが、基本的にはバクチと一緒だと思っているのですが、

宝くじよりは成功率高いですよね♪

ということで、少量なら買うのは面白いと思っているのです。

そのうち、これらの株で、仕込んだことがあっても、

ちゃんとみなさんに公開しようと思います。

取り急ぎは継続ウォッチの姿勢です。

ではそろそろまとめますね。

この記事で解決できるあなたの悩み

1:米国株(アメリカ株)の10倍に伸びる株(テンバガー)や、100倍に伸びる株を見つけたい。

⇒やはりファンダメンタルズ分析が大事ですね。創業5年ほどの銘柄を検討することが大事です。

2:米国株(アメリカ株)の企業分析を始めてみたものの、何を基準に銘柄を選べばいいかわからない。

⇒営業利益率が10%以上、売上成長率が20%以上、オーナー企業で、(米国株(アメリカ株)の場合は、経営者がストックホルダーであるケースが多いのでこの条件には充当)、上場5年以内ということでした。

3:米国株(アメリカ株)の企業分析の方法の具体的な方法が知りたい。

⇒マネックス証券のサイトが便利です。一覧で簡単に出てきます。

4:米国株(アメリカ株)の企業分析でヒットした、10倍株、100倍株の銘柄候補が具体的に知りたい。

⇒色々リサーチの結果を紹介しました!ぜひ参考にしてください。

GABUROの考えでは、このような成長する個別株に集中投資するのがダイナミックで面白いなと考えています。しかし、リスクは高くなるためちゃんと銘柄選定が必要ですよね。ぜひ選定にお役立て頂きたい考え方をまとめてみました。

また、初月から40万円稼いだGABUROがおすすめする証券会社3選も下記で紹介しています。