といった悩み解決に活かして頂けます。
そもそもアドバンストマイクロデバイセズ (AMD)はご存知ですか?
いま最も注目されている演算チップメーカーで、簡単に言えば、インテルと2強のCPUメーカーです。そして、GPUも作っているので、今伸び盛りのNVIDIAを追うテーマ真っ盛りの会社です。
そして、今後ますます成長する可能性があるのですが、過去成長してきた実績を言えば、すでに10年前の5ドル付近から直近で100ドルを超えていますので、20倍を達成してきた銘柄です。
ぜひご参考にして下さい。
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アドバンストマイクロデバイセズ (AMD)は何の会社か
アドバンストマイクロデバイセズ (AMD)のビジネス
アドバンストマイクロデバイセズ (AMD)は、半導体製造メーカーで、CPU、GPUを作って売っています。
CPUについては、インテルとの2強でシェアを取っています。2強とはいっても、インテルの圧倒的シェアが8割あり、(そもそもそんな寡占状態を認めている市場もすごいけど・・) アドバンストマイクロデバイセズ (AMD)はシェア20%からなかなか追いつけないものの、需要伸びに応じて売上を伸ばしている状況にあります。
Ryzen 5/Ryzen 7といった高性能デスクトップ向けCPUが人気ですが、市場をサーバー、コンシューマー、スマホなどに分けていくと、昨年はサーバーとスマホを強化販売してたようです。
来年の半ばまでは半導体不足が続くので、CPU枯渇を埋める立役者になっています。
GPUについては、メーカー別GPUシェアでは、 アドバンストマイクロデバイセズ (AMD) は16.65%。Intelはやはり68.18%、NVIDIAは15.17%であります。ディスクリートGPU(GPU単体での販売)では、 アドバンストマイクロデバイセズ (AMD) 19%。そして、NVIDIAが圧倒的で81%を占めています。
主な単体GPU製品のブランドとしては、NVIDIA社のGeForce、Quadroシリーズ とアドバンストマイクロデバイセズ (AMD)(ATI)社のRadeonシリーズがあり、これらの名前は知っておいたほうがいいでしょう。
アドバンストマイクロデバイセズ (AMD) の優位性は?
アドバンストマイクロデバイセズ (AMD) はCPUの製造工程の設計が上手
アドバンストマイクロデバイセズ (AMD) は、CPU製造設計が上手です。平たく言えば、インテルはシリコンウェハーから少数精鋭の最高の素材を切り取ってきて製造するのに対して、 アドバンストマイクロデバイセズ (AMD)はもう少し端っこからでも粒ぞろいの素材があればかき集めて作る感じです。
そのため、CPUのコア数という意味では、同ランクとされるCPUを選んできても、インテル製に比べて50%の高速化を実現できる(1つの処理をクロックが若干劣っても1.5倍のコアで並列分散処理させるため)など、強みを持ったモノづくりをしています。
そして、少数精鋭の半導体を用意するより、小さめの沢山の半導体チップを作る方が無駄をなくしやすく、量を担保しやすいです。
アドバンストマイクロデバイセズ (AMD) はCPUのパッケージング技術が高い
CPUパッケージング技術は、最近の集積演算チップを作るメーカーのテーマになっています。このCPUのコアというものは、つまるところ高クロックで動けるだけのメカであり、このメカを動かすためのメモリやI/Oと組み合わせて初めてCPUとして完成します。
そのため、複合体全体をうまく配置し、それぞれの動きを小さなパッケージ内で最適化する専用設計が必要です。そして、その設計通りに作る技術も必要なんですね。
そして、最近のテーマとしては、3D方向、つまり、メモリは縦積みして最適化を計るような設計手法にフォーカスが当たっています。いままでは、紙に画を書いていたのが、3次元の空間容積での最適化が必要になっているというわけです。
そして、インテルもこの技術は持っているものの、素早く市場に投入してくるパッケージング技術を持っているのがこのAMDなんですね。
アドバンストマイクロデバイセズ (AMD) は若干安い
アドバンストマイクロデバイセズ (AMD)の製品で市場で販売されている有名製品は、CPUでRyzen(ライゼン)が有名です。各種のブランドを下記にまとめておきます。
体感的にそれほど差がないとされる評価などは、ググると大体わかってくるのですが、若干製品価格は市場で安めに取引されている、納期がかかりにくい。といった理由で販売を伸ばしています。
アドバンストマイクロデバイセズ (AMD) の株価チャート、推移などが知りたい。
アドバンストマイクロデバイセズ (AMD) の株価チャート、推移(週足)
アドバンストマイクロデバイセズ (AMD)の株価チャート、推移の株価は直近で過去最高値を更新しました。20212Q(第二四半期決算)であまりにも良好な決算がでたので、みんながバンバン買ってるんですね。
アドバンストマイクロデバイセズ (AMD) の株価チャート、推移(日足)
これまでの抵抗線は100ドル付近にありました。その後、うわ抜けてからは5連チャンで株価が上がって来て、調度一旦落ち着くのかなと思わせるチャートになっています。まだ落ち着くのは早そうな気もします。目安は、130ドル付近にタッチして、115ドル付近まで下げて来る感じかな?
アドバンストマイクロデバイセズ (AMD) のPER・PBR推移
アドバンストマイクロデバイセズ (AMD)のPER推移は、42倍付近を示しています。過去はどうやら、200倍を超えていたケースがありました。すごい人気度ですね。ここ1年くらいは、決算発表直後に大きな変動がある、ということを繰り返しそうな気がします。PER自体は他の市場平均20倍付近からすると高めですが、過去の流れからすると、若干落ち着いている印象です。
アドバンストマイクロデバイセズ (AMD)のPBR推移は、会社解散価値の評価は19倍。かなり高いですが、過去推移からするとそこそこ標準的な評価のされ方のようです。
アドバンストマイクロデバイセズ (AMD) の業績推移、決算発表結果、財務諸表が知りたい。
アドバンストマイクロデバイセズ (AMD)のPER推移 ほれぼれするほどの売上伸長率ですね。毎年2桁成長を繰り返しています。一方、営業利益率は年々落ちていて、現在は2%などと、かなりアクセルを踏んでいるように見えます。昨年はそれでも利益を出しているので、財務に何かあったのでしょうか、これは下記に読み進んで頂ければ意味がわかってきます。当期利益が大きく黒字になっています。
アドバンストマイクロデバイセズ (AMD) の4半期業績推移
アドバンストマイクロデバイセズ (AMD)の 業績は右肩上がりで、最近の半導体バブルの影響が色濃くでているようです。ほぼ去年に比べても100%ずつ売り上げを伸ばしており、今後もこの勢いは続きそうです。
これに伴い、営業利益もかなり出てきているのがとてもいいですね。
アドバンストマイクロデバイセズ (AMD) のキャッシュフロー推移
アドバンストマイクロデバイセズ (AMD)のキャッシュフロー推移を示しています。
アドバンストマイクロデバイセズ (AMD)の投資を増やしながらも、フリーキャッシュフローが積みあがって来ているのがよくわかります。いずれもプラスですね。
アドバンストマイクロデバイセズ (AMD)の決算日や配当日、配当が知りたい。
12月末が本決算となります。その他は、4半期ごとの報告となります。通常、米国株(アメリカ株)は、決算の次の月か、2カ月後までの発表があるのが通例です。
そして、2021年8月現在、これまで配当実績はありません。
アドバンストマイクロデバイセズ (AMD)の今後の株価方向性が知りたい。
アドバンストマイクロデバイセズ (AMD) 2021年7月 2Q 第2四半期決算ハイライト
◎総売上高:前年同期比 99.5%増の 38.5 億ドル(予想 36.1 億ドル)
◎1 株当たり利益:63 セント(予想は 54 セント)
◎粗利益率:48%(予想 47.0%)
設備投資:6400 万ドル
第 3 四半期(7 月-9 月期)ガイダンス
◎売上高:40-42 億ドル(予想38 億ドルから変化)
◎粗利益率:48%(予想 47.2%から変化)
2021 年度通期のガイダンス
◎増収率:60%増(予想 50%から変化)
◎粗利益率:48%(予想 47.0%から変化)
今後の市場獲得をどう予想するか
何よりも注目したいのは、直近ではROEが60%を継続できていることです。投資家のお金を事業成長にかなり効率よく投資してビジネスを伸ばせていることがわかります。
過去4年のROEはいずれも8%、35%、16%、57%、今年は60%くらいになるでしょう。
この数値は非常に高いから株は今後も伸びるでしょう!!・・ただ、景気敏感株なので、投資一巡したらマイナス成長になるというのが半導体の世界です。今、甘い汁を吸うのはいいですが、どこかで決算発表が期待外れになった時の下落も覚悟しておきましょう。
下記グラフの株主総資本の伸びを示しています。投資家に取っての株の価値が1年で2倍になっているってすごいですね。
このROE60%をずっと維持できるなら、5年~10年で10倍はありえます。
GABUROは アドバンストマイクロデバイセズ (AMD)に注目しています。
何よりも半導体不足の時流に乗っており、
インテルを後追いする会社なので、応援しやすいです。
まだまだ取れる市場があるし、高単価なサーバー、スマホでの存在感を強めている点がいいですね。
さて、まとめです。
今回のアドバンストマイクロデバイセズ (AMD)については以上となります。
ちなみに、他に伸びる銘柄をお探しですか?GABUROのとっておきの企業選定手法を下記で解説もしています。参考にしてください。
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